家具の手入れ方法



[設置上の注意] INDEX [こんな時は]
湿気は禁物

水平に設置

転倒防止対策

光・熱は避ける
汚れの手入れ方法

傷がついた時

引出しがかたい時

カビが生えた時

 
 
 ■ 湿気は禁物

木材は湿気を含むと膨張します。
精巧な造りの家具は、梅雨時などには引出しがかたくなり、内部に湿気が入るのを防ぎます。
しかし、あまりにも湿度が高い部屋では、引出しが開かなくなったり、家具の裏側にカビが生えたりします。
特に、コンクリート造りのマンションなど、最近の住宅は気密性が高いので湿気が溜まりやすい構造になっています。
こうした場所では、壁から家具を少し離して設置し、通気性を良くして下さい。
また、晴れた日には窓を開け、時には家具の内部も開けて乾いた空気にふれさせましょう。



扉に段差がつけば、まず水平を調べて下さい。 
 ■ 必ず水平に設置!

扉の閉まりが悪くなったり、引出しがかたくなる原因の大半は、家具のねじれ≠ノよるものです。
開閉状態が悪いまま長い間使うと、
蝶番や取っ手が壊れます。
ほとんどの床は、微妙な傾きや高低があるものです。
特に、畳の上に家具を置くと重みで少しづつ沈み、僅かながら傾いてしまいます。
もし、僅かでも傾いていたら、板切れや新聞紙などをあてがって水平になるよう調整して下さい。


 ■ 転倒防止の対策

背の高い家具は、強い地震や子供がよじ登ったりすると転倒してケガをする場合がありますので、転倒防止の対策をされることをお勧めします。
  • 家具の上下が分離するタイプは、上側が倒れ落ちることがありますので、必ず付属の連結金具やジョイントボルト等で上下を固定してください。

  • 万一に備えて家具を建物に固定してください。
    転倒防止の固定金具には、L型金具やベルト式、ワイヤー式など各種のタイプがホームセンターなどでも市販されていますが、壁面の状態によっては取付け強度が確保できないことがありますので、状態に応じ適切な金具を選んでしっかりと固定してください。

  • この他、家具の耐震金具として、振動で扉や引出しが勝手に開くのを防ぐ開放防止金具や、棚から収納物が落ちないようにする落下防止金具、割れたガラスでケガをしないようにする飛散防止フィルムなどがあります。


 ■ 直射日光を避けて下さい

家具は、強い光に長期間さらされると変色したり、ヒビ割れが生じることがあります。
直射日光があたる場所には家具を置かないで下さい。
無理な場合は、カーテンなどで日光をさえぎりましょう。
また、熱も大敵ですので、ストーブなどで高熱をあてないように注意して下さい。


 ■ 汚れの手入れ方法

・ 塗装のもの

柔らかい布で乾拭きして下さい。
汚れがひどい場合は、うすめた中性洗剤を浸した布で汚れを落とし、その後、乾いた布で拭いて下さい。
ワックスや化学雑巾は使用しないで下さい。
塗料が化学反応を起こし、くすみや変色するおそれがあります。

・ 白木のもの (桐タンスなど)

柔らかい乾いた布で、軽くホコリや汚れをぬぐうように拭いて下さい。
水分や油分は禁物です。表面に跡形が残ります。


 ■ 表面に傷が付いた時

引っかき傷程度の小さなものなら、同色のクレヨンかマジックを塗ると目立たなくなります。
また、クレヨン状の傷隠し専用材も市販されています。
色数が豊富なうえ、使い方も簡単なので大変便利です。

 
 ■ 引出しがかたくなった時

湿度が高くて木が膨張した場合と、“ねじれ”による場合があります。
まず、水平に設置してあるか確認してください。
僅かでも傾いていたら水平になるよう調整して下さい。
それでもかたい場合は、引出しを抜いて風通しのよい場所で1〜2日陰干し、すれ合う部分に固形石鹸か石ロウを塗って下さい。
ただし、ロウソクのロウは塗ってはいけません。
また、サンドペーパーで磨いてみるのも一つの方法です。

 ■ カビが生えた時

最近の住宅は、昔の家屋と比べ床下が低く、またアルミサッシの普及などにより部屋が密閉状態に近いことから、 湿気が溜まってタンスの裏側などにカビが生えるケースが多くなっています。
また、新築された家の壁にはかなりの水分が含まれており、ある程度乾くまで4〜5年は要すると言われています。
特に、コンクリート壁は温度差が生じると結露するので、湿度が低い冬場でもカビが生えることがあります。
こうした部屋では、必ず壁から15〜20cm程度離して家具を設置して下さい。
もし、カビが生えた場合は、家庭用カビ取り剤(主成分=次亜塩素酸ナトリウム)を水で薄めたものを布に 浸して拭き取って下さい。
なお、カビ取り剤の濃度はカビの色により、白っぽいものは濃度を薄く、緑や黒っぽいものは濃度を濃くしてお使い下さい。

 ■ 困った時のQ&A

家具を使用していて困ったことや手入れ方法などをメールでご質問いただきましたが、 その中からいくつかをQ&Aにまとめましたので参考にして下さい。
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