なかなかUpされませんが、Remoissenetの同じVintageのVolnay、Charmes Chambertinと感動を受け、ハマりにハマって遂に鬼門であるChambolle-Musignyに。例によって若い色あい。ルビー色に若干のオレンジのノートがあるか。エッジは1.5mmくらい。そして輝くばかりの透明度。長い年月かけて不要な成分が澱となって沈殿し、上澄みが透明な美しいエキスになったかの如し。
抜栓直後は、一瞬の躊躇いをしめすかの様な閉じた熟成香を示すが…その直後に爆発する。苺、ブラックチェリー、様々な花。裏から仄かに感じられる皮や濡れた枯葉。次第に果物はジャムに近い香りと味わいに変化していく。
この村のワインはお高くとまって容易には近づくことさえ出来ない美女と、そう云う捌け口のない寂しさを感じていたが、このワインはどうだ。ただの村名ワインだと云うのに、とびっきりのグラマーな美女が、妖艶な仕草を見せつつ身体を開いて来るような感覚。時間の経過と共に味わいはめくるめく変化し、しかししっかりとしたミネラルの芯が決してその姿を乱れさせることが無い。
驚いたのは、ボトルに残る量が後5cmくらいになった頃に、突然現れたワインの香水のような香り。これが時折耳にするワインのパフュームなのか・・・。
正直、これの倍以上の値段で買ったCharmes Chambertinよりも感動したと同時に、本当にChambolle-Musignyはしっかりと熟成させてこそ真価を発揮するワインだと云うことを痛感した。 |