Seagul's Wine Diary
No.125 Seagul のダイアリーが新しくなりました。
新しいダイアリーはこちらです。
| ■ 甘み、ヒーリング |
| Date: 2002-04-22 (Mon) |
最近、少しデザートワインに食指が動かされてます。
もともと、会長と同じく?、ドイツアウスレーゼの甘さに
心を奪われたことがおおかったのですから、当然といえば
当然の流れですけど・・・。
甘みって、本能が求める原始的な味覚なのです。
でも、日本男児たるもの、甘みイコール女子供の好きな軟弱な物
という図式があって、僕のような?硬派の男が正面から
甘いワインが好きだなんて言うのは、勇気がいるのです。
でも、このところ、夜に一人で、コニャックなどではなく、
ソーテルヌやジュラソンなどをちょっと飲むことになんとなく
魅力を感じている。できれば、深夜にワインバーに駆けつけて、
カウンターでイケムを一杯などと言ってみたい!?!
甘みはヒーリング効果もあるし、なぜか幸せな気分に浸れる
のです。
今夜は、今、ポートをのんでいます。(残念ながら一人で、ですが・・・)
明日から札幌に出張してきます。
札幌で桜をみながら、ロゼシャンパンで乾杯できれば幸せですが・・・
| ■ 休日考 |
| Date: 2002-04-21 (Sun) |
時々、休みの日は何をしているのかって聴かれることがある。
「そうですねえ。論文を書いたり、部屋を整理したりしなくちゃいけないって思っていながら、ボーっとしているんですね。」
研究会、学会と、なかなか休日を一日自分の思い通りに使うことが難しいのは事実(いや、女性とのダイニングの時間もありました(謝))。そして、ウィークデイも帰宅時間はまちまちだし、週一回以上、当直や救急の呼び出しで睡眠時間を邪魔されるし、リズムの良い生活はおくりづらい。帰宅しても、何のかのと用事を済ませると、ベッドにはいるのは深夜になる。救いは比較的寝付きが良いのでそこだけは心配しなくて良いかな?
もう、こんな生活を20年近く送るようになって、歳もとってきたから週末ぐらい普通の生活のリズムに戻さないと健康に悪いなんて思い、休日の夜だけは12時前に寝ようと考えていた。でも、そうすると結局、2種類のリズムの時差ボケ?でかえってリズムを壊してしまうことが解った。結局、休日は昼過ぎまでベッドにもぐりこんでいる。これなら、健康を害すことはないのかなあ?(笑)
でも、一つ欠点、一日がすごく短いのだ。ベッドから出て動き始めると日が暮れだしてしまう。日が暮れてしまうと、一日の終戦の感覚になって、ワインを飲もうなんて思い、結局ボーっとしたまま過ごしてしまうのかなあ・・・
今日も結局日が暮れてワインを飲み始めてます・・・・
●メルキュレイ プルミエ・クリュ クロ・デ・ミグラン 1998 フェブレイ
チャーミングだけど果実味の濃いスマートなピノノアール
| ■ おつかれさまでした! |
| Date: 2002-04-20 (Sat) |
関東支部会が開催される今日、朝から仕事で東京へ出掛けました。
午前中に何とか切り上げ、ランチは、中学生になった息子を呼んで、麻布「ブルギニオン」に行って来ました。菊池シェフの素晴らしい料理、スタッフのいつもと変わらない接客、とても満足。ソムリエールのHさんもとてもフレンドリーで愛らしくワインも美味しく頂きました。
☆モエ・エ・シャンドン NV
●サヴィニー・レ・ボーヌ 1999 ニコラ・ポテル
シェフお得意の内蔵料理に素晴らしいマリアージュでした!!
素敵な料理とワインでいい気分になって、長男を一人で家に帰したあと、全日空ホテルへ。
16時40分に到着するともう、かなりの方が会場にいらっしゃいました。受付で嬉しいことに!?マダムとツーショットでカメラに収まったあと、席につきました。
今回はメルローテーブル・・
ワインのラインアップは個性的でした。
●1999 Tarius Santa Lucia Highlands
○1997 Pouilly Fume Baron de L / Ladoucette1997
●Beaune Greves CDM
●Chateauneuf-du-Pape
●1998 Domus Aurea / Vina Quebrada de Macul
ブラインドはもっと素直に考えるべきでした。ぜったいひっかけと思い、あえてPNをさけてガメイとしたのが大はずれ!!結局口頭で発言していたボーヌロマネ1992が最も近かったんですから・・後の祭り・・・(´ヘ`;)なんで〜
そして、今日、最も印象に残ったワインはなんといってもshinさんのお勧め(さすがのセレクションです)
○1998 Kistler Cuvee Cathleen Chardonnay
いつまでもグラスの残り香を楽しんでおりました。
ワインを脇役に、素晴らしい濃密な?アナログ的人間関係を楽しむことが出来ました。
「よく食べ、よく飲み、そして少し惚れやすくする、そこにワインがある。」・・・きょうもこんな思いをまた感じて、たのしくすごせました。(えっ?誰に惚れたかって?・・それは、内緒です(^3^)/)
CEO、マダム,ご苦労様でした。心から御礼申し上げます。
| ■ 浪花節? |
| Date: 2002-04-19 (Fri) |
僕は最近思う。
ワインを愛するってどういうことなんだろうかってね。
ワインを愛し続けていくためには、師は必要だし、友達から学ぶことも大きい。
ワインとつきあうことは、師と友人と飲むことなのかもしれない。
そして、そんな友人と一緒にワインを語っていくことは、計り知れない物を生み出すでしょう。そして、ワイン自体の世界は深いし・・・
何を言いたいのかって?
つまり、ワインを愛し続けるためには濃密なアナログ度が必要だって言いたかったのです。
デジタル社会になってきた現代では、濃密な人間関係は鬱陶しい物だと考えられて、20世紀後半はそんな物から遠ざかる傾向があったと思う。でも、これからは、アナログ度が必要なのです。ワインへの傾倒、ワインへの思い入れ、それらは、デジタルでは計り知れない濃い人間のつながりでこそ生きてくる物なんですよね。
明日はそんな思いで、関東支部会に出席したいと思ってます。
やっぱり、結局、ワインラバーはみんな浪花節で生きてるんですよね???
| ■ お疲れ気味?? |
| Date: 2002-04-18 (Thu) |
今夜も歓迎会。当直、歓迎会の繰り返しのような毎日で、さすがにお疲れ気味です。
今夜は、もうなんか途中で居眠りまでしてしまいました。僕としたことが、さすがに歳には勝てないって、若いスタッフから言われてショック受けております。(あんなにワイン会を連チャンして、仕事をこなしていらっしゃるマダムの体力がうらやましいかぎりです。)
20日の関東支部会には万全の体調で望みたいので?今夜は若い女性の誘惑を振り切って??早々と帰宅いたしました。あーあ、もったいなかったかなー??
| ■ あって○癖 |
| Date: 2002-04-17 (Wed) |
今夜、あるスタッフと食事をしていて、指摘された。
「先生って、話をするときの癖がありますね。人の顔をあまり見ないですよね。」
鋭い指摘・・・ぼくは、悪い癖で人と話をするときに、視線が落ち着かないのです。いつも、あちこちと視線を漂わすことを自覚してます。そのため、何度今まで、女性のハートを射止め損ねたことでしょうか?^-^;アハハ...
癖というのは、ふだんそうは気にならない些細なことでも、特別な場面になると妙に強調される物です。癖という字はやまいだれなので、元々は病気の範疇にはいるのかもしれない。普通は、だから悪い意味に使うことが多い。
僕の友人に変わった癖を持つ人がいた。何でも匂いを嗅がないと気がすまない。一緒に旅行に出ると、宿について荷物を整理するごとにいちいち持ち物を鼻に近づける。前世は、はたまた犬だったのかと思ってしまう。
でも、僕は、こう歳をとってくると、だんだん、自分の癖に対して執着心を感じるようになっているかもしれない。視線が落ち着かないというのは、単に黒目の動きが早いからだって屁理屈ならべて、最近は治そうという努力はしないのです。今夜もきょろきょろしながら、楽しく食事をしてきました。
○グリギッチヒルズ シャルドネ 1997
癖のあるカリフォルニアシャルドネで乾杯!
| ■ 異常接近 |
| Date: 2002-04-16 (Tue) |
学会やある程度人があつまるような会には懇親会付きというのが多い。
会議場は閑散としているのに懇親会となると芋が洗うかのごとくという
のも見かけます。グラスやお皿を片手に持って話をすることが多く、
よく考えると、凄いほこりのなかで飲み食いしているかのごとくです。
ほこりはともかくとして、立食パーティーで肩が触れ合うほどに寄り添って、
耳元でささやかれたり、僕の皿に覆い被さって話をされるのは閉口します。
飲食は別にしても、人間はあまり近づきすぎると圧迫感や不安感、時には
嫌悪感をも覚えるものです。人と話をするのは間にテーブルがある距離が
ベストだと思います。
きょうも外来診察で入ってきた患者さんが、やおら丸いすをたぐり寄せて、
僕の膝の間にはいらんかばかりにせまってきて、「もう勘弁して!」という
気分になりました。ぼくが何食わぬ顔でカルテを書くふりをして机に向かうと、
さらに寄り添ってきて、今度は机に肩肘ついて耳元で病状を話されます。
顔と顔はもうふれあうばかりに近づく。「さあ、むねを拝見しますね」
と促して、急いで、聴診器を当てて、なんとか異常接近をふせいでいました。
患者さんは悪気があるんじゃないのは分かっているので、こんなとき、
僕の中で生理的感覚と理性が人知れず葛藤しているのです。
| ■ 時計 |
| Date: 2002-04-15 (Mon) |
今日、お気に入り時計を失くしてしまったようだ。
それも、とても軽くて機能的なSWATCHで、仕事には欠
かせない時計です。
事実、このところ僕はおかしい。特に失くし物がおおいのに、
我ながら恐れ入ってしまう。この間は、お気に入りの帽子を
どこかに置き忘れたし、先日雨の降った日には、案の定、傘を
忘れている。これでは大変なことのなるぞって、身を引き締めて
生活しようって誓ったばかりなのに、舌の根も乾かないうちに
時計を紛失してしまった。ただ、こればかりは、ちょっと不便だ。
僕にとって、時計がない生活なんて考えられない。秒針をにらみ
ながら人をかき分け、走って息せき切らし飛び回るのが僕の
長年の悪い習慣で、また逆に快感でもあるのだから。世の中に
は時計を持っているとイライラがましてしまい、時計を見たか
らって遅刻するときはするんだという豪快な方もいるが、
僕には時計を持たなかったら、さらにルーズになり、
「こんなに遅れているんだぞ!」
と注意してくれる存在、支えがないのと同じで、きっと信用を
あっという間に失ってしまうに違いない。
今夜のワイン
○リースリング アルザス グランクリュ シュロスベルグII 2000 ウァインバック
明日どこかからひょっこり、時計が顔を出してくれることを祈りながら・・・??
| ■ Dr. Osamu Kitayama |
| Date: 2002-04-14 (Sun) |
北山 修氏をご存じですか・・・現在九州大学精神神経分析学教授。
僕が小学生の頃はフォーククルセーダーズの一員として「帰ってきた酔っぱらい」をヒットさせていました。その後、「戦争を知らない子供たち」や「さすらい人の子守歌」などの作詞を手がけ、作家としても活動した医学生で、僕は、彼の本を片っ端から買って読み、どっぷりと感化されていたようです。
今日、ある雑誌に久しぶりに彼のエッセイを見つけました。とても懐かしい文体に感激し、また、当時の思い出も綴っていて若き青年時代にタイムスリップした気分でした。
さらに本棚のすみから、くすんだ昔の文庫本を引っぱり出して、久しぶりにめくってみました。いろいろなところに、赤線を引っ張ってあって、当時、いかにのめり込んでいたか解ります。
「風」といううたも彼の作詞でした。僕はこの歌が好きでいろんな時にこの唄を聴きました。旅先であり、一人っきりの部屋であったり・・・。この詩はどうも涙が出そうになります。どんどん遠くなりながら、いつも歩いている姿が見える・・・うたうということもしゃべると言うことも、結局生きていくことなんだって、若いときは感じていたのですね。
今、この歳になって、同じ医療人となって、出来ることなら彼にひょっこり逢ってみたいなんて思っています。
| ■ 行列 |
| Date: 2002-04-13 (Sat) |
今日は私用で渋谷へ足を運びました。
土曜の渋谷の人混みにはやや閉口しながら、用事を済ませました。
時間が余ったので、まず東急本店の地下でワインを物色し、そして
本屋で面白い読み物はないかとそぞろ歩きしてきました。
最後に、駅前でなにやら行列に遭遇・・・なんと、シュークリーム「B」
の列でした。テレビなどで取り上げられ評判のお店で、とてもいい
香りがしていたので、つい、僕もそこに並ぶこと20分で
手にすることが出来ました。(これで、今日はお土産も持って帰って
子供たちに大きな顔が出来るからね?!)ぼくは、評判のお店って言う
やつに何故か興味がある、ミーハーなのです。それが一時間も待つとなると
閉口だけど、そうでなければ、あーこーいうまえに一度は試してみて、
それがなぜこんなに人気があるのか考えるのが好きなのです。(ワインを選ぶ
ときも同じ傾向があったりして?) 今日も、先ほど家族で食べて、
その美味しさに納得しておりました。「行列が出来る店」っていうフレーズは
日本人独特の猫も杓子もそろってというイメージが出て好きにはなれないけ
ど、でも、その人気の本質はしっかり見てみたいという僕の勝手な
自己解釈によるものなのですが、ついつい、行列を見ると足が止まってしまう
Seagulなのでした。
| ■ 脚・足・あし |
| Date: 2002-04-12 (Fri) |
人の歩き方って面白い。
喫茶店のガラス越しに人の歩きを眺めるのがすき。
人混みの中で自分の足取りも確かめることがある。
世界のいろいろな街にでてみると、特徴があってまた面白い。
東京・・・むやみにせわしなくて、小走りな人が多い。
パリ・・・朝に背筋をピンと張ったすてきな女性がハイヒールを蹴立ててサラブレッドのように颯爽と歩く。
サンフランシスコ・・・深呼吸したくなるようなゆったりした足並みなのに、緊張感が漂う。
イタリア・・・彼らは歩かない。いつも立ち止まっておしゃべりしている。
足というのは、歩く以外に楽しい使い方がある。
パリの朝のサラブレッドたちは、日が暮れる頃になると、カフェのいすで目の覚めるような美しい曲線を描いてくれる。西海岸では、スケボーに乗ったり、芝生に投げ出したり、ベンチにのっけたりといろいろな表情で楽しませてくれる。日本人ももっと足で楽しめると良いのに・・体型からか、足は移動の小道具にすぎない使い方になっているから・・・
当直の夜に、暇に任せてこんなことをかいている僕は、やっぱり「脚フェチ」なんですかね(大爆)。
| ■ 声って・・?? |
| Date: 2002-04-11 (Thu) |
先月、ある医学誌の女性の編集の方から原稿依頼の電話をうけた。いかにも、優しそうで落ち着いた、素敵な声の持ち主だった。この女性はきっと、しとやかな美人で触るだけでおれてしまいそうな華奢な方と想像した。そんな女性が瞼に浮かんだので、つい、鼻の下長くして?引き受けてしまった。
ところが不徳の致すところで締め切り日が来ても書けていない。お詫びの電話を入れると、彼女は焦りの気配もなく、天女の様な声で、
「では、書けましたら、私にお電話ください。とりにうかがいます。」
と言ってくれた。
そして、今日、やっと原稿をまとめ、病院でお会いした。実物の美女は、いささかイメージが違う。確かに優しそうであったけど、身なりはエレガントと言うよりはボーイッシュで、少し話をしてみると、とても頭の切れるスマートな方だった。原稿を渡してふと一息ついた。
さきほど、彼女から、改めて御礼の電話を頂いた。電話でおはなししたあと、思わず笑いがこみ上げてしまった。なぜでしょうかねえ・・・いったん、認識を新たにしてしまうと、同じ声なのにもはや夢見るエレガント美女風には聞こえないから不思議なものです。
| ■ 処世術 |
| Date: 2002-04-10 (Wed) |
今朝は、何故か蛇に追いかけられる悪夢を見て飛び起きてしまった。
飛び起きて、テレビをつけると、相変わらず、政治の腐敗の話題ばかり。
証人喚問や参考人招致される政治家も、何度も悪夢を見て飛び起きている
のだろうか。
「政治の膿を出しきろう」なんて声が聞こえてくるけれど、こんな
ことは氷山の一角で本当はその下も腐りきっているのは目に見えている。
世の中膿だらけかもしれない。
でも、だからといって、全てに失敗して疲れて心が砂漠のように渇いたら
この膿のなかをおよいではいけない。
周囲に期待しないで自分なかに希望を見出すことが最良の処世術だろうか・・
と感じるこのごろです。
そんな処世術の秘策を練りながら、今夜はひとりで大好きな
ベビーモンラッシュを飲んでいます。
○リュリー・ブラン ベルジュリー2000 ジャンティアル
やっぱりワインは最高の処世術かな?
| ■ 信用問題? |
| Date: 2002-04-09 (Tue) |
人間って、だれでもその家庭や勤務先では、その長年に渡って積み上げた信用の上に暮らしているものだと思う。たとえば、僕の家の近くに、ワインを扱っている酒屋がある。僕は、毎月そこである程度のワインを購入し、その酒屋のお得いさんのひとりであろう。だから、誰かがそこの酒屋で僕のことを聴けばきっと親切に教えてくれるかもしれない。僕は、そこの酒屋さんに対してワイン好きの飲んべえと信用されているからだと思う。
しかし、いったん知らない土地、もっと身近では知らないレストラン、へ行くと人間は箔の様なものから裸になる。医師としての僕の信用などどこかに飛んでしまう。そんなとき、知らないレストランや場所で受ける信用って、結局次のようなもので決まるのであろう。
1.お金を持っているかどうか
2.まともな服装をしているかどうか。
3.人類としていい顔立ちをしているかどうか
これが当たり前(特にレストランでは)で、それ以上のことを望むのは間違いであることに気付く。ある人は反論するかもしれない。身なり、財布などより人格や態度が大切なんだって・・・。でも、そんなものに気付くのはもっと先の話で、いささかぼろい服を着ていたりするとまず白い眼で見られる。これは僕が十分に経験してきたことなのです。
こんな事書いたのは、実は、今夜病棟スタッフの歓迎会で、当直あけですごくラフな格好をしていきました(それは、もう、くたびれた、中年おじさんのよう?)ら、れすとらんの方には、いぶかしそうな顔をして、「○○医療センターの先生なのですか?」と質問されてしまったのです。そんなに僕はださっかったのですかね?ちょっとショックで、人間の信用って何だろうって考えてしまいました。
| ■ 略語 |
| Date: 2002-04-08 (Mon) |
先日あるTV番組でも特集していましたが、最近英語の略語が
氾濫しています。
昔、UFOが歌にまでなって、文字通り飛び回っていたことがありましたが、
「未確認飛行物体」をUnindentified Flying Objectであると「認識」
しなかった人も多くいたことでしょう。それ以外でも、DPEとか、ETCとか、
ATMなどがあったし、それにTDLなんて言う略語も大手を振っていました。
最近では、ITが目立ちます。
新聞などに文字があふれていますが、新聞のいけないところは Information
Technologyという英語の綴りを併記しないところで、けっきょく、なんだか
分からない人が多いのです。IT ITとばかり言っていると訛がひどい人が
発音したらETに聞こえてしまうかも??英語の不得意な僕など、ETが
Extra-terrestialだなんて辞書をひかないと分からないですよね(笑)
ワインの用語の中にもいろいろ略語がでてきます。あえてここに書かない
けれども、やっぱり、略語だけ一人歩きしていることがあります。
たしかに略語を並べるとスノッブに聞こえるのかもしれませんが、
実のところは中身が伴わない恰好つけだけなのが多いようですね??
Oh NO! BVCなんていう略語もありました・・・(自爆)・・例外、例外(笑)
| ■ 大人のリゾート |
| Date: 2002-04-07 (Sun) |
仕事で世界各地に結構足を運んでいるけれども、じつは
以前から是非一度行ってみたいところがある。それも、
仕事とは切り離された、プライベートで訪れてみたい。
自然を求める世界中の芸術家や詩人たちが、愛してやまない
魅惑の島々、蒼く澄んだ海、鮮烈な太陽、優しく頬をなでる
季節風メルテミア。
それはエーゲ海に浮かぶミコノス島、サントリーニ島といった
神々の島・・・隠れ家的リゾートです。
もし、「春になったらエーゲ海の島に遊びに行かないか」
なんて誘ってくれる人いないだろうか?伝説の神たちが
手招きしてくれないのだろうか?
じつは、今年は夏の欧州核医学会がアテネで開催されることが
数年前から決まっておりました。この学会は以前から積極的
に発表していて、僕はこれぞチャンスと思って密かに計画
をたてていたのですが、昨年のテロ事件や今のパレスチナ紛争で
急遽開催地がウィーンへ変更となってしまいました。
せっかく、今年の夏は大人の「隠れ家」リゾートでリフレッシュ
と企んででいたのに・・・幸福のひとときはお預けです。
本場のギリシャワインもおあずけになってしまいました。(涙)
| ■ 北九州 |
| Date: 2002-04-06 (Sat) |
北九州の出張から帰ってきました。
小倉に住んでいたのはもう14年も前のことだけど、
いつ行っても、すぐにいろいろな思い出が浮かんできます。
関東で生まれ育った僕にとって、はじめての知らない土地での
生活だったからこそ、文化の違いにとまどったり、寂しさが
こみ上げてきたりしたこともありました。(なんと言っても
僕はマンションの5階の部屋の窓を開けると、目の前に山が見えて
視界を遮るという経験ははじめてで何か暗い気持ちを覚えたので
すから・・・)
それでも、3年も暮らして、九州の方の情の熱さに触れ、また、
九州の自然の素晴らしさに接し、Wifeともども、第2のふるさと
という感じを持つほどになっていました。
今回の小倉も、そんな思い出のページをめくりながらの出張を楽
しんできました。そんな思い出探しの3日間を盛り上げてくれた
ワイン、吟醸酒たちはというと・・・
☆ヴーヴクリコ・イエローラベル
☆J 1996
○プイィ・フュメ (Dagueneau) 1997
●コート・ロティ Cote Brune (Domaine de Bonserine) 1996
●シャトー・ランシュバージュ 1994
●ホワイト・ホール・レーン CS 1998
●ドムスアウレア 1998
浦霞雫酒、美少年、出羽桜、・・・・・
うーん、それの本場豚骨ラーメンもおいしかったです・・・
これでも、しっかり仕事はこなしてきました!!
PS:ピノ・ルビーさん!お誕生日おめでとう。そして、
ワインダイアリーの復活、おめでとうございます。
関東支部会で素敵なルビー色の輝いた笑顔にお会いできる
のを楽しみにしております。
| ■ 聴診器 |
| Date: 2002-04-03 (Wed) |
昨日の外来での出来事・・・きのうは診察予約が多くて、午前中だけで50人を越えていました。お昼を過ぎぶっ通しで診察を5時間近く続け、やっとあと3人までこぎ着けました。おなかはすくし、午後のカテーテル治療の開始時間も迫ってきていました。
「先生、こんにちは」予約の患者さんが診察室に入ってきます。もう、僕が心筋梗塞の治療をして6年もお付き合いしている、とても気さくなおじいさんです。
「いかがですか?どこかかわったことありませんか?」
「調子はいいですよ」「じゃあ、心臓の音を聞かせて下さい。」
僕は、患者さんの胸に聴診器を当てて、上下左右と順に音を聞きました・・・
「はい、いい音ですね、大丈夫・・・」と僕は言ったのですが、なにか異様な空気が流れてます。患者さんが不思議な顔してみている・・・僕は、思わず、はっとしてしまいました。そりゃもう赤面です。何という一生の不覚!!聴診器のイアーピースをはずして、耳にひっかけたままだったんです。そして、聴診したつもりで、大丈夫と言ってしまいました。
「先生も人間だから、疲れているんですよね。かわいそうに。もっと、お医者さんの数を増やすべきですよね。」
本当に気心しれたなじみの?患者さんで助かりました。反省の一日でした。
そういえば、研修医が心臓の雑音を聴診器で聞き分けられないと、よく言う言葉があります。「聴診器の一番大切なところを知っていますか?それは、イアーピースとイアーピースの間ですよ!!」・・・つまり、耳と耳の間の、“頭”が大切だ、きいて判断する頭脳が必要だと教えているのですが・・・昨日の僕は、その頭が抜けていて、判断するどころか聴くことさえ出来なっかったのでした(/o\)恥ずかしい。
明日から、土曜まで北九州に出張です・・・・・
| ■ マニア・・・ |
| Date: 2002-04-02 (Tue) |
今日、ふっと沸いて出た暇な時間があったのでネットのワインショップを散歩していたら、後輩が後ろから声をかけた。
「先生って、本当のワインマニアなんですね!」と言われた。
一般の辞書によるとマニアとは、
狂気、狂慕、熱中、・・・熱、・・・癖、などとある。
医学用語では躁病を意味する。この病気は感情が高揚状態となり、自信たっぷりとなり、一つのことをしかかると次に移り、本人はいい気なものだが迷惑な行動をとるものである。
マニアとは、元々のギリシャ語では、神懸かりとか激情を意味して、その動詞はいきり立つという意味がある。でも、今、マニアの意味で使われているのは、収集癖のことであろう。
女性は美しいもの、価値あるものを集めたがるが、男は同様に違いないけど、一見無価値のようなものに興味を示したがる。女性から見ると、それは非現実的で、そのため僕のような気の弱い?男性はWifeから迫害を受けるらしい。
僕がこっそり買い込んだワインを見つけてWifeは怒る。
「パパ!!そんな高いワインを買ってきて、、結局何年もしまって置くんでしょう?飲むまえに死んじゃうかもしれないわよ!もったいない・・」
でも、僕にとってワインは、単純な収集ではなくて、マニアの本当の意味でのワインに対する激情であり、自信たっぷりの高揚状態を意味している。まあ、躁病に近い病気なんですけどね。でも、本当のことを言えば、セラーに集めるワインはそれこそ子供やWifeに捧げる愛情に匹敵しているけど、外で女性と飲むワインにも違った意味での情熱もあったりするのが本音かな・・・
そんなことを考えながらセラーから出した今夜のワイン
○サン・ヴェラン・レ・シャタニエール2000 ロジェ・ラサラ
ノンフィルターのしっかりしたシャルドネ。安くても集めたくなるワインの一つです。
| ■ 身勝手に・・・ |
| Date: 2002-04-01 (Mon) |
人間というのはつくづく、身勝手なものだと思うことがある。公平の代表のような人も、その実生活をのぞいてみると、意外とと独断偏見に満ちて、自己流に物事を進めていたりする。それが当然で、人間のおもしろさでもあり、弱点でもあるのだけど。
今日、昨年出産で退職したスタッフが病棟に子供を連れて来た。確かに子供は可愛くて心が和む。でも、いつもこんな光景で、僕が内心驚くのは、赤ちゃんをはじめて持った親たちが、半ば強制的にこれを見せたがること。生まれたての子供は猿に似ていると言えば、むしろほめすぎで、どちらかといえば、虫けらのようなものかもしれない。僕は、こんな赤ん坊を見ることは好きなので構わないけど、これをほめないと親たちは必ず機嫌を損ねる。これほど、専横なことも少ないと思う。確かに、親にとっては嬉しいことで、やたらに写真を撮ってみせることもする。見せられた方は、「なるほど赤ん坊の写真だ。まあ、どれもこれもおんなじだよね。」と心に思っていても、いかにも感激した風にしないと、それからの交際に傷が付いてしまうと注意したりしてしまう。
自分の子供が産まれたときはどうだったのだろうと、反省しながら、赤ちゃんを抱かせてもらい、感激した風に振る舞ってしまいました(爆)。
| ■ 人事異動 |
| Date: 2002-03-31 (Sun) |
一如さんの日記を拝見いたしました。
「人事異動」という嵐の突風を無事乗り切られたのでしょうか。
「人事異動」は、僕の勤務する病院も公立ですので、事務や看護部の方々に突如襲う嵐なのです。そこで生じる喜怒哀楽も今まで何度も見てきた気がします。公務員という立場なので、一方的な業務命令ですから、反発することはできないのが現実のようです。異動で職場を代わるスタッフに僕がいつも送れるのは、「変節があってこそ、新しい自分を発見できるチャンスなんだ」という言葉だけです。
僕自身は、幸運なことに、いままで、教授や上司の命令で職場を移ったことがありません。自分で研修や海外留学を求めて身の置き場を決めてきていたし、そして今は大学医局の縦社会から抜け出せているので、今後は「異動」命令が下りることはないでしょう。(公務員という立場上、もちろん市長命令が下されることがあるかもしれないけど、よっぽど、不正や医療ミスをしない限りは大丈夫??)。親友からも、「Seagulは自分の好きな道を上手く実現している幸せ者だ」とよく指摘されます。ある意味、社会にもまれていないと評されても仕方ないのかなんて思ったりして・・・でも、こう見えても、それなりに僕自身は壁に突き当たってくだけちっているんですけどね・・・・。
人生の中で変節することがもっとも貴重な発見だって、僕はいつも思っています・・
| ■ 錯覚 |
| Date: 2002-03-30 (Sat) |
今日は、このところの花冷えから一転してぽかぽか陽気。
昨夜から、我が家のメンバーたちは、僕をさしおいて温泉旅行へ出掛けて
います。そこで昨日から、久しぶりの独身生活を満喫?させてもらっています(照)。
そんなわけで今日は、こんなに暖かいので、独身気取りで?夕方からある女性とツーショットでした?!?(^-^)vブィ!
風が強かったけれども、某公園を散歩して(腕を組んで歩くほどの度胸はなかったのですが)、ディナーはヌーベルシノワで・・・そして、もちろんワインで乾杯しました。
●Volnay Clos du Chateau des Ducs 1992 Domaine Michel Lafarge
美味しいワインを素敵なパートナーと、こうして楽しんでいると、人生というのはそんなに捨てたモンじゃないって気がしてきたりして・・・今は錯覚にすらすがりたいってところかなあ??
明日は、また当直・・・現実に逆戻りです・・・・
| ■ 読書 |
| Date: 2002-03-29 (Fri) |
僕はたいていの本は寝ころんで読む。厄介な英語の医学論文でも寝ころんで辞書を引きながら読む。読んでいるうちに眠りに誘われても、いつのまにか夢の中で遊ぶことが出来たりして、まさに最高の気分・・・読書の楽しみはここにきわまるという気持ちになる。
人によっては気楽な本は寝ころんでも読めるが、難しい本はきっちり座ってないと頭に入らないという人もいるけど、僕はその反対で机に向かって読んでいた本でもだんだん難しくなってくると、ごろーんと横になって読む方がしっかり頭に入る。僕の頭はまっすぐにたてているときより横に寝かせた方がよく働くらしい?だから、僕の書斎のベッドはすぐ横になれるようになってるンだよね???
こんなこと書いているのは、これから読まなくてはいけない文献がいやというほどたまっているので、怠けたいからなんだけどもね・・・・
仕事前の景気づけに開けてしまったワイン・・・・
●リュリー・アン・ゲーヌ・ヴィエイユ・ヴィーニュ1999 ジャンティアル
さあ、もうひと頑張りしよう!!
| ■ あっと驚く・・・ |
| Date: 2002-03-28 (Thu) |
最近、あっと驚くような出来事が少ない。
そして、あっと驚くようなワインにもなかなか出くわさない。
まして、あっと驚くような素敵な女性にも・・・???
なんだか、のんびり毎日の流れに飲み込まれ、そこそこで
妥協してしまっているのかもしれない。
まぁ、『あっと驚く人』、『あっと驚くワイン』が目の前に存在しても
気付かない自分とか過去を振り返ると多々あったよーな気がします
けど。(超爆)
自分が『あっと驚く』だけでなく、
相手も『あっと驚く』ような人になっていきたいですけれど、
なかなか現実はそうもいきませんね。
| ■ 京都弁 |
| Date: 2002-03-27 (Wed) |
「盗み」というと穏やかじゃないけど、「どろぼう」というと、少し滑稽な響きがある。
20日に築地で京都出身の友人と飲んだ。(実は、20日に日記に書きたかったのだけど、何故か、アクセスの調子が悪くて、今日書かせていただきます。)
彼は、飲み慣れないワインのグラス片手に
「誰でも過去に一つ二つの犯罪を犯しているんだ」などと言い出しました。
そのあと、彼は、もう3年も東京に住んでいるのに京都弁丸出しで、持論をしゃべりだした。大きな声でまくし立てていたのだけど、どうも男の京都弁というのは、こっちが恥ずかしくなる。女性の京都弁は美しいけど、男のは汚い、という意見があるけど僕は同感である。まだ、ワインバーには人が少なかったので目立たなかったけど。カウンターの向こうのマスターは変な顔してこっちを見ていた。話してくれた内容は、彼の盗みの話などで大したことじゃないんだけど(ごめん!)、彼にとっては、気持ちがいいことではないのらしい。
ぼくは、早めに帰る予定があったので、時計をちらちら見ていたら、彼は
「我が愛車で送ってやろか?」とのたまう。
「ばか!また一つ犯罪を犯すことになるぞ」と僕は言い返し、外に飛び出してタクシーに飛び乗った。
ふと、一人になって、彼の盗みの話を思い出し、笑ってしまった。
「そういえば、僕にも同じ様なことあるんだ・・・」
こうつぶやいて、ちょっと後悔・・このことに気づいていたら、彼に話してやったのに。きっと大声で笑っただろう・・・
京都人が美味しいって驚いてくれたワイン・・・
●Chateau Lalande-Borie Sant-Julien 1994