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JB's Wine Diary

No.145 JB のダイアリーです。
感想はBVCの掲示板にお願いします。
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酒と薔薇の日々 2
DATE : 2007/05/17(Thu.) 17:02

しんちゃん 「さて何から行きましょうか?」

JB     「そりゃ、まずは一杯飲んでからだな」

しんちゃんはまるで聞こえなかったように質問をにらんでいる。

し 「やっぱり歴史からですね。これから行きましょう。ワイン発祥の地はどこ?」

JB 「うむ、ワインの起源じゃな。ところで私の機嫌は一杯飲むとよくなるぞ」

し 「バカ言ってないで答えてくださいよぅ」

なんとなく涙声のようだ。
仕方ない、真面目に答えてやるか。

JB 「君は歴史は詳しいかな?」

し 「うーん、あまり詳しくは無いんですが、中学と高校は真面目にやってましたよ」

JB 「まあいいだとう」

実は私もあまり詳しくないという事に今になって気がついた。

JB 「よし、それでは『ハンムラビ法典』という言葉は知っているかい?」

し 「聞いたことはありますが・・」

JB 「紀元前1800年頃、現在のイラク周辺にあったバビロニア王朝で、ハンムラビ王が測位した時の所信表明みたいなもので、これに若干の修正を加えて発布したらしい。つまり当時の六法全書みたいなやつだ。中でも『目には目を、歯には歯を』などが特に有名だな。その法典の一項目に『酒癖の悪いものにワインを売るべからず』と書いてあるぞ」

し 「す、すごい。JBさん、歴史の先生みたいだ」

JB 「おだてても何も出ないぞ。ワシは早く終わってビールかワインが飲みたいから必死なだけだ」

し 「じゃあ、イラクがワイン発祥の地ですか?」

JB 「あわてるな。法律書に書いてあるんだから、すでに当時はワインを飲んでいたんだろう。だから起源では無いな」

し 「なるほど・・・じゃあ、どこですか?」

JB 「ピラミッドは知ってるな?」

し 「馬鹿にしないでください、知ってますよ。エジプトのでかいやつですよね」

JB 「このピラミッドの内部壁画にぶどう栽培やワインの醸造法の記録があった、らしいぞ」

し 「おお、すごい。起源はエジプトだったのか」

JB 「あせるな、しんちゃん。このピラミッドの建造時期はちと不明らしく、紀元前2000年のでこぼこらしいぞ。だからハンムラビと大きな時間差は無かろう。私はその頃には、すでにどこかにワインがあり、現在のエジプトから地中海沿岸一帯に伝わったのだと思うぞ」

し 「だからぁ!そのワインはどこから来たんですか?」

JB 「紀元前2600年頃、メソポタミアのギルガメッシュ叙事詩に『船大工にワインを振舞った』という記述があるそうだ」

し 「ギルガメッシュ?そいつって海賊の首領?」

JB 「バカ者、それはファイナル・ファンタジーXIだろ。その前のFFにも出ていたな」

し 「へぇ〜、JBさんもFFやってたんですか?」

JB 「私はドラクエ派だ。すべてプレイしたがVが印象深いな・・そんな事はどうでもいい。ギルガメッシュはシュメールの都市国家ウルクに実在した王で、彼は、古代バビロニアで起きた出来事を詩にまとめたんだ。それがギルガメッシュの叙事詩と呼ばれているものだ」

し 「はいはい、わかりました。でワインの起源は?」

JB 「これらの事を総合して考えると、チグリス・ユーフラテス文明が栄えたメソポタミア、今の中東だな。時期は紀元前2600年から3000年頃でほぼ間違いないだろうな。

キリスト教に詳しい人なら、ノアの方舟に積まれた多くの動植物がアララット山に漂着、ノアとその一族が歴史をやり直したのだから、現トルコだと云うかも知れん。
しかし旧約聖書の研究家によると、この大洪水は紀元前2370年だから、メソポタミアのが古いだろう(参照Wiki)。

また、大洪水の原因が、地上に増えた人間たちが「悪行」を行ったからであり、たぶんそれらの人々は、夜ごとワインを飲み、仕事もせず、神を信じようとしなかったのだろう。つまり、ノア以前にワインがあった事になるな」

し 「おお、やっと結論が出ましたね。ワインの起源はメソポタミアで、時期は起源前2600年頃ですね」

JB 「そう言われているな。さあ、一杯飲みに行こう」

し 「駄目ですよ。JBさんに飲ませると酔っ払って悪行三昧。神に見放されて大洪水になっちゃいます」

(つづく?かも)



酒と薔薇の日々
DATE : 2007/05/16(Wed.) 09:13

『薔薇を漢字ですらすらと書ける人は無条件で尊敬してしまう私』

タイトルのとおり私は酒が好きである。
昨日、そんな私ヴィノの会社に、取引先の若手「しんちゃん」が訪ねてきたんだ。
(そう、信じられないだろうがヴィノはなんと、会社で仕事しているらしい。)

「しんちゃん」の年は知らないが、まあまあカッコイイ青年で、顔は丸いが仕事はバリバリだとか。
いや、顔の丸さは仕事には関係ない。まるで若い頃のvinoのようだな、と思ったのだけさ。

仕事の打合せが終わって(仕事してるフリも飽きたし)背伸びしてたら、「しんちゃん」が私に
せっぱ詰まった様子で何やら声をかけるではないか。

し 「ヴィノさんって、ワインのことよくご存じじゃないですか」

ヴ 「ま、君よりは知ってるかもね」

し 「前に僕にシャトーマルゴーは高いとか、ロマネ・コンティ飲みたい、とか喋ってましたよね」

ヴ 「そりゃ言ったさ。飲みたいもん。けど、飲みたいのと、良く知ってるとは違うぞ」

い 「なんだ、知らないんですか・・」

ヴ 「そんな事は断じてないぞ!なにしろ私はスポーツ少年団の認定員だ!」

し 「それってソムリエとかアドバイザーの親戚ですか?」

ヴ 「似てないこともないな。 いや似てないな。だからなんだ?」

し 「別の仕事の関係で、女の子のワインの質問に答えなきゃいけないんです」

ヴ 「それがどうした、答えりゃいいじゃないか」

し 「でも質問項目はたくさんあるし、メールニュースにも掲載するとかで、ウソは書けないし・・」

ヴ 「わかった、ちょっと見せてみろ?」

一枚の紙に書いてあった質問は40項目ほどで、ワインの歴史とかボトルの外観、葡萄の品種
とか、質問ごとに分類されていた。
これなら何とかなるし、しんちゃんに恩を売っとけばビールの一杯にありつけるかも?

ヴ 「しんちゃん、一問につき天王洲の『TYハーバー』のアンバーエール一杯でどうだ?」

し 「そ、そりゃ高い!」

ヴ 「なんだ、知ってるのか」

し 「知ってますよ。駄目です。せいぜい10問で第三のビール一杯ですね」

ヴ 「おいおい、私が本物のビールしか飲まんのは知ってるだろう」

し 「じゃあこうしましょう。ヴィノさんの解答が面白かったらごちそうしますよ」

ヴ 「何杯飲めるんだ?」

し 「まあ、文章の出来次第ですね」

いつの間にか、立場が逆転して、ビール欲しさに仕事をするはめになってしまったようだ。
(つづく)



JBさんのワインダイアリーが出来ました
DATE : 2004/11/28

JBさんのワインダイアリーが出来ました。
楽しい日記をお願い致します。
by BVC




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