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| 近年、ワイン業界の中でも徐々に注目を集める東欧圏を中心としたワイン達。社会主義の下で世界市場に出回らなかったものが、ソ連の崩壊と共に流出しはじめたのが数年前。これからのワイン・トレンドとしても注目の価値あり。 |
| 1991年、旧ユーゴスラビアから独立したスロヴェニアは、紀元前6世紀頃からというワイン造りの歴史を持つ国。国民一人当たりの消費量も多く、世界第七位。 2001年5月、藤小西様が主催された「スロベニアワイン会」出席させていただきました。多くのワインを体験でき、その個性の多彩さと東欧の実力を知ることができました。イタリア、ハンガリー、オーストリア、クロアチアに囲まれた国、基本的にワイン造りの技術のあった国であること、そして独立を機に海外からの資本投下も行われ、年々質が向上している事が伺われます。若いワインは近代的でフレッシュな心地よさ、そして歴史の古い国であることを証明するオールドヴィンテージの素晴らしさには、感激です。非常に高い将来性を感じる国。 |
| この国については、藤小西様のHPにて詳しく掲載されていますので、是非ご覧になって下さい。 | |
スロヴェニアと同じく、古いワイン造りの歴史を持つルーマニアですが、今まではソビエトへのワイン供給国として機能していたため、あまり目立たなかった国。もともとポテンシャルのある国のようなので、これからが期待。このフェテアスカ・アルバ種はルーマニア2番目に多く栽培されているブドウ品種です。 |
ルーマニアでも近年新しい動きが見られ、カベルネ・ソーヴィニオンやシャルドネ等の外来品種にも力を入れだしているようです。そんな一例がこのメルローで、甘いバニラ香、温かささえ感じる柔らかで濃縮感のある味わいはちょっとビックリ。あまりにも分かり易い美味しさなので、どこかわざとらしい風にも思えますが、こってりめのワインが好きな方にはお薦め。まさかルーマニアとは思わない一本。 |
| Tokaji Aszu 3 puttonos トカイ・アスー 3 プットニョス トカイ・ヘジャリヤ 白 (フルミント他) ('86 \1,800位 500ml) 世界3大貴腐ワインであるトカイ・アスー・エッセンシアを生むトカイ。この「プットニュス」という表記は、甘味の尺度で、136リットル入りの樽に26kg単位の貴腐化したぶどうが何杯入れられたかということ。3から6プットニュスまであり、この3プットニュスは最も甘味の抑えられた廉価なタイプです。 この86年は、たまたま酒屋さんのセラーに残っていたもの。やや茶を帯びたブランデー、褐色のワインは、非常に細かな澱を含んでいるため、持ち運びは出来ない状態ながら、澱を落とせば、とてもクリアーな色。ワイン自体は未だしっかりしており、蜂蜜、ナッツ、はじばみ等の香り、オレンジの酸味には、貴腐の良さを感じます。余韻の渋みに粗さがありますが、食後に一杯味わうには十分。14年前のワイン、長持ちしますね。 (フンガロヴィン社 : Hungarovin ) |
| Hajosi Cabernet Sauvignon ハヨーシ・カベルネ・ソーヴィニヨン ハヨース村 赤 (カベルネ・ソーヴィニヨン) ('95 \1,000位) 世界の三大貴腐ワイン、トカイで有名なハンガリー。カベルネ・ソーヴィニヨンも造ってるんですね。 最初は、少し冷え気味だったので、ボージョレのようなフレッシュでライトな印象でしたが、だんだんとカベルネらしい重さが出てきます。特筆すべき味ではないものの、酸味、渋味のバランスのとれたミディアム。デイリー・ワインにどうぞ。 |
Weingut Velich Chardonnay "Darsho" ワイングート・フェリッヒ・シャルドネ・ダールショー イジードラゼー/ブルゲンブラント 白 (シャルドネ100%) ('99 \2,600位) Weingut Velich Chardonnay "Tiglat" ワイングート・フェリッヒ・シャルドネ "ティグラット" イジードラゼー/ブルゲンブラント 白 (シャルドネ100%) ('99 \4,800位) |
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| ちょっと驚いたオーストリア。オーストリアはあまり飲む機会がありませんが、通常ドイツに似た白ワインのイメージが強い国。しかしこれはシャルドネなんです。 ブルゲンラント地方のノイジードラーゼという地域、その中のApetlon(アペトロン)という町にあるヴァイングート・フェリッヒ。お爺様の代から3代に渡りワイン造りを行っており、最初は地の品種が畑に植わっておりましたが、良いワインを造ろう最終的に選んだのがシャルドネだったということ。オーストリア最高のシャルドネと評されるワインは、かのジャンシス・ロビンソン女史も「ブラボー!」と誉め称えたとか。(←ジャンシスにそう言われると放っておけない、笑) ダールショー : "Tiglat"と"Darsho"というキュヴェがあり、こちらは廉価な方ですが、これが旨い!濃い麦藁、アプリコット、練れたフルーツ香が強いためイヤミにならない程度に感じるハニーとバニラ。洗練されたブルゴーニュ・スタイルに近年流行りのNZのミネラル、透明感をプラスしたイメージ。この価格、だまされたと思って飲んでみて下さい。 ティグラット : ブラインドで出すと皆が「ブルゴーニュ」と答えたシャルドネ。深い黄金色のワインは、アロマ、果実味、輪郭、余韻といった各要素が良いシャルドネに求める平均点を確実にクリアしている。黄桃やグレープフルーツに軽くかかるロースト香。温度が低い時点では厳しさを感じるほどなので、やや高めの温度で。【D:2003 P:90】[Real Wine Guide Vol.3 掲載] (ワイングート・フェリッヒ : Weingut Velich) | ||
レバノンの隠れた銘酒シャトー・ミュザール。所有者のセルジュ・オシャール氏は、ボルドー大学で醸造学を学び、イギリスのデキャンター誌の「マン・オブ・ザ・イヤー」にまで選ばれた人物。サンソーやカリニャンという品種を用い、発酵後一年間セメントタンクで熟成させてから、樽熟に移るため、特有の熟成香を帯びるようです。 初めてこのワインを飲んだ時は「面白いワインだなぁ」と思いました。そして「ブランドだったら古いバローロと言うかも?」と書いたのですが、88を飲んだ時はまさしくブラインドで「古めのバローロ?」と言ってました(笑)。独特なワインなので、かなり近い線までいったのですが、レバノンが出てこないのは悔しい。しかし、ブラインドでこれを出す人もいぢわるです。 |
実はこのワイン、1999年の夏に飲んだもの。当時、ある友人がお土産にもらったという事で「それがイスラエルのワインなんだよね」という言葉に半信半疑だった私。ところが飲んでみると意外にイケル。深いルビー色をしてて、カシスやプラムの黒果実の風味は、親しみやすい新世界のカベルネのよう。ミディアムからフルボディで、コクとまろやかさがあって、とても美味しい。でも素性も分からないワインなんで、HPに載せるわけにもいかないなぁと思っていたんです。 |
Yarden Heights Wine Dessert Galilee ヤーデン・ハイツ・ワイン・デザート・ギャリレ イスラエル 白 (ゲヴュルツトラミネール) ('99 \4,000位 375ml) イスラエルのワイン造りは約四千年前に遡り、ワインの栽培、醸造の発祥地とも言われます。現在では、北部に位置するゴラン高原を中心に、高品質なワインを生み出すブティック・ワイナリーが活躍しています。ヤルデンは、ゴラン高原一体に葡萄畑を持つ「ゴラン・ハイツ・ワイナリー」のプレミアムブランド。シリア国境に近い標高1200メートルの高原地帯では、恵まれた気象条件のもと、イスラエル最高のワインが生産されています。 ヤルデンのデザートワインにはビックリ。ゲヴュルツトラミネールから生まれる甘口は、ライチっぽいフルーツ香、心地よい甘さと旨味を持つワイン。価格は決して安くないですが、十分に納得させられる品質。是非お試しを。 (ゴラン・ハイツ・ワイナリー : Golan Heights Winery) |
Retsina 「ワインの故郷」ギリシャでは、エーゲ海に浮かぶ島々を含め、全土でワインが造られます。この国の生産量の約4割を占めるのがこのレッチーナ。かつてワインを運搬したり貯蔵したりする時に使用されたアンフォラの壷口を封じるために使われた松ヤニが、ワインの中に溶け込んだ事を名残とするギリシャの代表的なワイン。 |
Domaine Magon Merlot 50 Anniversaire 北アフリカのチュニジアは、地中海に面したボン岬、カルタゴ、モルナグ等でワイン造りが行われています。10年前には5万haのブドウ栽培面積がありましたが、現在では約9000haに絞込み、クオリティーの向上に取り組んでいるということ。1/3がフランスに輸出され、そのほとんどがバルク(樽)で売られていますが、近年では少しづつ、小量生産のブティックワイナリーも出現していて、楽しみな国。 |
Dragon Seal 中華料理店でムクッと興味が湧いたワイン。とうとう、中国のワインにも手を出してしまった(笑)。ラベルには堂々と、フランスのメーカーとの”ジョイント・ベンチャー”と表記されているのが泣かせます。その説明によると「国際ワインコンテストにおいて数々のメダルを受賞」しているとの事。 |