YACHT@JPNとは?


 YACHT@JPNとは?  これは、パケット通信といって、アマチュア無線を使ったパソコン通信です。
 日本全国、世界中へ張りめぐらされたパケット通信網には、インターネット程ではありませんが、多種多様なジャンルのメールが飛び交っています。このパケット通信の中にYACHTのフィールドがあり、情報交換がされています。

 これらは、電話線を無線に置き換えたネットニュースの様な物なので、リアルタイムで、読み書きする必要はなく、自分の好きな時間に読み書きすることができます。

 このパケット通信にFWD−NETという転送ネットワークがあり、その中でヨットの話題を話題にしているのが、YACHT@JPNです。

 @JPNは日本を示し、日本国内に転送されます。ちなみにYACHT@WWとなれば、これは世界中へ配信され、世界各国で読まれる事となります。


 このYACHT@JPNには、主に瀬戸内の局が多く出ています。私の知っている限りでは青森から沖縄まで参加局がいます。アクティブな局は、10局程ですが、ROMしている局は(読んでいるだけの人)、その数倍はいると思われます。

 参加局には、有名ディンギー選手やマリンショップのオーナー、電気・無線に詳しい方、太平洋を渡った人、外洋レース経験の豊富な方、動植物に詳しい人等々色々な人がいます。

 堀江謙一さんを無線でサポートしている方もおられて、堀江さんが何かやる時には、毎日ポジションが流れて来たりします。
 また、オケラネット、シーガルネットに毎日出ている方もおられますので、海外をクルージングしているヨットの情報が流れてきたりもします。


 パケット通信をするには、アマチュア無線の資格とパケット通信の運用資格(無線局免許の電波形式等)が必要です。
 設備は至って簡単で、パソコン>>>TNC(パケット用モデム)>>>無線機>>>アンテナと、いう構成です。


 パソコンは、少々古い物でも大丈夫、基本的にMS−DOSが動けばOKです。(MS−DOSが動けば、通信ソフトは沢山ありますから。ちなにみ通信ソフトは、パソコン通信用のW−TREM等でもOKです。)

 TNCは、2万円位からです。無線機、アンテナも近くにホスト局があれば、5Wハンディー機で十分運用可能です。周波数は、主に144MHz、430MHz、1200MHzで行われています。都市圏に行くほど高い周波数になる傾向です。
 どうして、小さな設備で日本全国、海外とメールのやり取りができるかというと、あちこちに存在するホスト局が、強力な設備で通信網を構築しているのです。その通信網に乗ってメールが日本全国、海外へとバケツリレー式に運ばれて行くのです。


 アマチュア無線ですから、通信内容に法的制限があり、また、インターネットの様にリアルタイムで、送受信もできませんが、レース情報、クルージング情報の交換には充分でしょう。もちろん、利用するのに費用はかかりません。

 パケット通信には2つの大きなネットがあります。1つは、MO−NET(エムオーネット)で日本全国をカバーしていてこちらには、MARINEフィールドがあります。もう一つは、FWD−NET(フォワードネット)で、YACHTフィールドがあり、短波、衛星回線を使って構築されたネットワークなので、世界各国の仲間とメールのやり取りが可能です。

 このパケット通信は、沿岸近くでホスト局に電波が届く範囲なら、船上からのアクセスも可能で、使い方次第では非常に楽しい物となります。
 ホームポートに係留したヨットにパケット設備を常にスタンバイさせていて、外来ヨットに泊地の情報を提供している方もいます。

 また、瀬戸内では、東から西、西から東へとクルージングする船を見つけては、お隣のパケット仲間に申し送りをして、歓迎したりしています。私自身、昨年秋に四国を一周した際、徳島、高松で歓迎して頂きました。

 また、クルージングにはパケット設備を持って行かなかったのですが、パケット仲間に状況や予定を電話連絡すると、次の日には日本中のパケット仲間が私の様子を知っているという具合です。

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