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Libretto M3 で Linux:その2
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その2:省電力関連

  1. APM
  2. BIOS設定
  3. libapm
  4. サスペンド
  5. setss


1. APM


インストールしたてのVine(のカーネル)では、APMが有効になっていない。そのままだと、ハイバネーションやサスペンド、バッテリ残量のチェックや警告といった、ノートPCには欠かせない機能が使えないし、シャットダウンしても本体の電源が落ちない。これを有効にするには、起動時のプロンプトで、

LILO boot: linux apm=on

と打ち込む。そうやって起動してみて、おかしなことが何も起こらなければ、/etc/lilo.conf にAPMを有効にする設定を書き加える。

image=/boot/vmlinuz-2.0.36-3v13
	append="apm=on"
	label=linux
	root=/dev/hda1
	read-only

append="apm=on"」を追加するだけ。そして、

# lilo

を実行する。
[ToC]

2. BIOS設定


/etc/lilo.conf を編集してAPM機能は有効になり、「shutdown -h now」で電源が落ちるようにはなるし、apm や wmapm 等でバッテリ残量の確認はできる。しかし依然として、サスペンドやハイバネーションができない。どうすればいいのか手順がよくわからず、試行錯誤を開始する。

どうやら、BIOSの設定をいじることになるらしい、と何となく分かってくる。が、困ったことに、M3のマニュアルにはBIOS設定画面を呼び出すための方法が書いてない。ネットを彷徨して探った結果、電源入れて「TOSHIBA」のロゴが現われたところで「Esc」キーを押しておけばいい、と判明。

サスペンド等に関連するのは、「OTHERS」項目の「Power-up Mode」のようだ。ここを「Resume」に変更。「Panel Power On/Off」を「Enabled」にすると、蓋を開けるだけで勝手に電源が入ってLILOが起動してしまう、というかっこいい(危なっかしい)使い方も可能。

「Battery Save Mode」のとこで、モニタの輝度他を設定。明るすぎる画面は苦手だし、バッテリの持続時間も考慮して、「Semi-Bright」を選ぶ。
[ToC]

3. libapm


BIOSの設定に手を加えたり、apmの設定を再起動なしで変更できるという、非常に便利そうなツール「libapm」の存在を知り、さっそくダウンロードして試す。rootになって、

# libapm

Power Management for Libretto V1.0beta5
+-----------------------------------------------------------+
|   0) Power-up Mode      : Hibernation                     |
|   1) Standby Time       : Unknown                         |
|   2) System Auto Off    : Disabled                        |
|   3) Panel Power On/Off : Enabled                         |
|   4) Alarm Power On     : Disabled                        |
|   5) LCD Power          : Unknown                         |
|   6) Volume             : Unknown                         |
|   7) Off (Suspend/Hiber): Suspend                         |
+-----------------------------------------------------------+
無念なことに、「3) Panel Power On/Off」の他は libapm で調節するのに成功しておらず、滅多に利用する機会がない。「5) LCD Power」が使えたら有難いんだけど。
[ToC]

4. サスペンド


BIOSをいじって、「Power-up Mode」を「Resume」に変更したおかげで(多分)、電源ボタンを押すとサスペンドしてくれるようになった。「Panel Power On/Off」を「Enabled」にしていた間は、蓋を閉じるとサスペンドしてたんだけど、これは思ったよりも不便であることがすぐに判明し、「Disabled」に戻した。

ハイバネーションの方は、うまくいかない。残念ながら。
[ToC]

5. setss


「libapm」がどうもうまく働いてくれないので悩んでいたところ、本屋で立ち読みした雑誌に、「M3対応のlibapmってのが別にある」らしいという記事を見つけ、さっそくネットの中へ探しに行く。

それらしきものは発見できない。ただ、libapmから辿って見つけた「setss」という、SS1000用のBIOS設定ツールが気になる。SS1000シリーズ以降、ハイバネの方法が変わっているという噂なので、M3でも使えるかもしれない。ダウンロードして試す。rootになって、

# setss

SS1000 BIOS Setting Utility V1.0        Copyright(C) M.Iizuka
+-----------------------------------------------------------+
|   1) Battery Status       : User Setting                  |
|      Processing Speed     : High                          |
|      CPU Sleep Mode       : Enabled                       |
|      Display Auto Off     : 30Min.                        |
|      HDD Auto Off         : 30Min.                        |
|      System Auto Off      : Disabled                      |
|      LCD Brightness       : Bright                        |
|   2) Display Stretch      : Disabled                      |
|   3) Power-up Mode        : Resume                        |
|   4) Alarm Power On       : Disabled                      |
|   5) Panel Power On/Off   : Disabled                      |
|   6) System Beep          : Enabled                       |
|   7) Low Battery Alarm    : Enabled                       |
|   8) Panel Close Alarm    : Disabled                      |
+-----------------------------------------------------------+
あらら、設定項目がlibapmとかなり違う。半信半疑で、

# setss /lcdbrt:semi

すると、画面の明るさがあっさりと変更できたではないですか。他のパラメータをいじることは余りないと思うんだけど、これだけでも実に有難い。画面を明るくするためにいちいちリブート、なんて不条理だもの。
[ToC]
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Last Modified : Feb 25, 2000