change log ---- 2002 |
「LibrettoでLinux」にメモリスティックを利用する話を追加。IDEディスク扱いで普通にマウントできるという話を聞いてたんで、気楽に挑戦。特に何かを追加することもファイルを書き換えることもなかった。
本あれこれコーナーに『エデンエデンエデン』を追加。
音楽コーナー「This Heat の非公式盤」に1枚 ("Tago Mago") 追加。
「WorkPad日誌」コーナーを新設。入手直後の熱狂は冷めてきたし、Palm関連のサイトは腐るほどあるから、個人的に関心のあることしか書いてない。
しばらくメンテしてない「奇妙な数」コーナーを「雑篇」へ移動。何か面白いネタを見つけなきゃ。
「FMVでは Plamo Linux」コーナーに加筆。全く未完成だった「ネットワーク編」を書き直す。もう1年以上前の話題であり、細部が曖昧気味。
ふとした気の迷いから、Libretto (Vine 1.1) に SKK (Simple Kana to Kanji conversion program) を導入。その名の通り簡素な、日本語入力/変換プログラム。Shiftキーを多用する独特の操作方法 (「小指キラー」) ゆえ、ただでさえ左手小指を酷使するEmacs上で使えば小指のクラッシュは必至。
本あれこれコーナーの「帯、または腰巻」を増補。本体から引っ剥がしておいた帯がまとめて見つかった。懐しいものは沢山あるけど、クイズ風に使えるのは少い。没になったものをいくつか。
「未知との遭遇」を求めて, 世界の至高点へと旅立つ8人の選ばれた男女. ──神秘詩人ドーマルが現代への遺言として残したこの「非ユークリッド的」SF登山冒険小説は, 驚異と夢想にみちみちたその展開のうちに, 人間の「生きる意味」を追及しようとした真摯な魂の実話でもある.
「「非ユークリッド的」SF登山冒険小説」ってとこが捨て難いんだが、名前が出てしまってるのと、後半部がつまんないので没 (ルネ・ドーマル『類推の山』巖谷國生訳、白水社、1978年)。
セーヌ河に投身自殺した西ドイツの最も優れた詩人の、強制収容所体験を踏まえた詩選集
ナチ虐殺の生残り、恐るべき体験を通して、死と沈黙の暗闇と答えなき言葉との失語状態を経、最後に届くものとしての言語を所有した西ドイツの最もすぐれた詩人の25年間の詩業、……
宣伝文句としては最大級に効果的ながら、身も蓋もないとはこのこと (『パウル・ツェラン詩集』飯吉光夫・編訳、思潮社、1984年)。
砂漠から書物へ
砂漠とは埃にまみれた空虚です。
世界の耐えがたい不在のうちに、
ただ空虚だけが
自らの現存を保っている、
もはや空虚としてではなく
空と砂の呼吸作用として。(E・J)
砂漠の書物とは砂である。
《狂気の砂》、
尽きるところのない、
無数の、虚しい砂。(J・D)
これは採用してもよかった。「J・D」が誰のことだかわからない人も増えてるんだろうな (エドモン・ジャベス『問いの書』鈴木創士訳、書肆風の薔薇、1988年)。
「バロウズと『フールズ・メイト』」を追加。80年代のマイナーな音楽雑誌がどんな風にバロウズを取り扱っていたか再検証したもの。
中古のPower Mac 7500/100 が新しい機械として加わる。ドーターボードは604/120MHzに挿し換えてあるので、故7200/120 よりは高速 (MP3のエンコード時間でみると、1.5倍くらい)。ようやく OS 8.5 が試せる。多少反応は鈍いが、今のところ快調。
8.5になってうれしかったのは、
各種ユーティリティのおいしいところを適当に採り入れたような印象で、標準状態でもそこそこ使いやすい。追加したのは、
程度。噂に聞いてたエイリアスの矢印は、やはりうっとおしかった。速攻で消去。ついでに名前の表示もイタリックからアンダーラインに変更。ViewフォントがOsakaでもアンダーラインが有効なのは結構感動。
WorkPadとLinuxの連携 (HotSync) のためのツール「pilot-link」を導入。コンパイルから起動まで問題なく、あっさり成功した。
早速ゲームをいくつかインストール。PocketRogue (Rogueクローン)、BoxMan (倉庫番)、HMaki (さめがめ/まきがめ)、LR std (ロードランナー) 等。
IBM WorkPad c3 の安売りに便乗して購入。ゲームおよびメモ機としての利用を計る。Macと連携するためのツールが付属してないので、バックアップやインストールはLinuxで行うことになる。果たしてうまくいくかどうか。
本のコーナーに『Fool's Mate』1985年1月号を追加。ノイバウテンの "2 x 4" のレビューが載った号でもあり、バロウズのインタビューが載った号でもある、ある意味歴史的な1冊。