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音楽コーナーに『メビウス&ベーアボーム』 を追加。ただ単に、イメルダとマルコスらしき謎なジャケットについて書きたかった。
「バロウズの本」を更新。『麻薬書簡 再現 版』(河出文庫) を追加した。思潮社の旧訳の1973年版の帯には、こんなことが 書いてある。
人間の根源的可能性を <文化果つるところ> の地における未知の麻薬体験 のうちに探ろうとして、天衣無縫に行動し観察する天才バロウズが、文明の地に あって志を同じくする後輩ギンズバーグとの間に交わした、いかなる小説をも凌 ぐ興味と独創性溢れる往復書簡集。
それが実は「往復書簡集」ではない、「書簡」でさえないらしいと言うのだ から困る。かと言うと、それほど困らない。もともと往復してる感は余りなかっ たし、ギンズバーグの部分は削ってもいいくらいだったので。しかし『再現版』 編者オリヴァー・ハリスの解説によると、ギンズバーグの尽力なくしては、バロ ウズの部分が書物として刊行されることもなかったのであるから、奴には感謝し ないといけない、少々おめでたいことを書いても大目に見てやろう。
「日本におけるライプニッツ関連刊行物」を更新。 5月発行の『水声通信』のライプニッ ツ特集号を追加した。「中野幹隆を偲ぶ」という意味合いも込められた、坂部恵 +黒崎政男+山内志朗+小林康夫 (司会) の4人による30ページに及ぶ話し合い がメイン。
「ディックの本」を更新。『最後から二 番目の真実』が創元SF文庫から再刊なった。サンリオからも同じタイトルで出て いたわけだが、何かの巻末の「●以下続刊」欄に『準究極的真実』という華麗な 仮題で載ってた記憶がある。「こりゃあ一体どんな凄い作品なんだ?」と妄想を 煽られまくったけど、いつの間にかタイトルは変更され、いざ読んでみると普通 のディックだった。その普通のディックがこの上なく気持ちよい年頃だったので、 それでよかった。翻訳がどうこう感じた覚えもない。
「日本におけるライプニッツ関連刊行物」を更新。
「雑篇」部に「GAMEBOY」コーナーを新設。 持っているゲームソフトを一覧に並べただけで、「 バロウズの本」や「ディックの本」と 同様の趣向。「ネタに困ったらリストを作ろう」というのが当サイトの定石だ。
音楽コーナーの『Big Music, Little Musicians!』を更新。 曲目他のデータを加えた。小学生たちの即興演奏を収録したCDで、即興に付き物 の閉塞的な退屈さや過度の緊張感のない怪作。
自然言語の世界でも時折「言語浄化運動」の波が押し寄せて、正統的でない 間違った用法を匡し、規範に忠実な「正しい言語」を用いようとする気運が高ま ることがあるが、HTMLを書いていても同様の内的欲求に襲われることがある。な ので、"The W3C Markup Validation Service" を利用して、書法のチェックを行ってみた。そんなややこしいタ グは使ってないし重度の違反を冒してるページはないだろう、と根拠に乏しい自 信を抱いていたのだが、かなりの量のエラーが見つかった。直せる範囲で直して おく。「HTML 3.2」では TABLE 内での BGCOLOR 属性が定義されてないらしく、 それを指摘される箇所が多かった──これはまだ代替案が見つからず、そのまま 放置してある。
「バロウズの本」を更新し、デザインも多少 変更。雑誌類に掲載された短編や抜粋、発 言なども追加した。本屋や古本屋で見かける度にちびちび買い集めていったもの であり、「全てを収集してやろう」などという壮大な企図はなかったから、遺漏 も多いことと思う。80年代の資料に関しては 「バロウズと『フールズ・メイト』」の方 に詳しい──そちらもわずかに更新 ("RE/Search" #4/5 のデータと画像、 Gordon Mumma の "Megaton for Wm. Burroughs" について他)。
紙ジャケの再発をきっかけに、電化マイルスに足を踏み入れる。しばらくは そればかり聞いてたが、さすがに満腹気味になってきたから、MP3化して他の音 楽とゴチャ混ぜに流すとまた新鮮。今日はこんな順番で再生されて行き──
大抵の曲は聞き流している内に終ってしまうのだが、「Miles Runs the Voodoo down」の冒頭のドラムのフレーズがその流れを止めた。このパターンは 最近耳にした何かに似ているぞ……一聴、ギクシャクとチープでオモチャっぽい ヘタウマ感が漂うので、「ジャーマンニューウェーブ?」と連想を浮かべて候補 を探るのであった (「Da Da Da」のTrioが頭をよぎる)。
しかし解答は全然違うところに転がっていた。ゲームボーイアドバンス用の ソフト『リズム天 国』(任天堂、2006年) に収録されている「マネキン工場」というミニゲー ムの音楽と似てるのだ、と閃く──実際にゲームを起動して、その印象は間違っ てはいないが閃いた程には似てないことを確認し (笑)、また聞き流しに戻る。