『 医師会長あいさつ 』

                      平成21年4月

   府中地区医師会会長  長  健

                                 



 府中地区医師会のホームページをご覧いただきまして有り難うございます。平成21年4月から2年間みたび府中地区医師会の会務を統括することになりました。どうぞ宜しく御願い申し上げます。
  国の医療費抑制政策と新臨床研修制度のあおりを受け、全国の自治体病院などの公的病院が医師不足や看護職不足のために経営難となり、相次いで閉院または閉院を焦っている状況です。当地では、民間医療機関を含めて閉院こそありませんが、診療科がなくなったり、診療時間が制限されたりで皆さんにご迷惑をおかけしています。
生活様式の多様化により夜間にも多くの方々が就労することもあって、病院で外来診療していない休日や夜間の時間帯に、緊急性のない軽症患者さんが救急外来を受診する、いわゆるコンビニ受診が増えています。その結果、病院では重症患者さんへの対応が遅れたり、医師の過酷な勤務により退職者が相次ぎ、残された医師がますます疲弊し退職に追い込まれるなど悪循環に陥っています。
  かかりつけ医の医療機関では、日中の診療時間帯には、十分な職員を配置していますので、安心して医療を受けられます。そして、より専門的な医療や、緊急性の必要な患者さんへは責任を持って病院などの後方医療機関を紹介するなど、診療所と病院との良い連携も当医師会ではできています。また、夜間でもかかりつけ医が在宅の場合には、多くの医療機関で電話対応も含めて時間外受診に対応しています。
どうか皆さんのご協力もいただき病院医師を守り、安心して安全な医療を受けられる環境を作ろうではありませんか。(平成21年4月)