(滋賀県草津市)Y女(57才)
私は十年前から頭痛と吐気で苦しみの毎日で御座いました。「N」や「S」等の頭痛薬を服用していましたが頭痛は治りませんでした。あるときは県成人病センター禅経科で細密診断を受け一ケ月通院しましたが頭痛は治りません。次は京都に良い神経科の医院があると聞きましたので診察を受けましたが駄目でした。又、N病院や附属病院の診察を受け薬も戴きましたがいっこうに頭痛は治らず、各先生方は「原因不明です気にしないようにしなさい」と云われるが、割れるような頭痛はどうしようもありません。憂鬱な苦しい毎日を過して参りましたところ、町内のYさんから広島県府中市に霊験あらたかな首無地蔵さんが祀ってあって、本人自身お蔭を戴かれ喜こんでいられる話を聞かせて戴き、由来記や礼賛記も見せてもらいましたが、私のあさはかな気持で半信半疑でしたが四月十七日に同道させて項きました。行きがけ、新幹線の中で激しい頭痛におそわれて薬を二回も呑みました。同道した娘は副作用が発生し身体に悪いと忠告しましたが、痛さのため呑まざるを得ませんでした。娘が私の顔色の悪さや気分の悪さでお参りが出来ないのではないかと心配したそうです。
どうにかお地蔵さんにお参りすることが出来ました。帰路は頭痛が何時しか、うすらぎ心が知らず知らずの間に晴れやかになっている自分に気付き吃驚しました。新幹線の車窓より沿線の風景を眺めつゝ、こんなに早くお蔭を戴いたのかしら、今日までの頭痛の苦しみから解放されました。私の喜こび、口や言葉では云いあらわせません。只々お地蔵さんの偉大なるお慈悲に感謝と喜こびの外御座いませんでした。
五月十八日には十人余りの方々と喜こんで祭祀一周年記念にお礼参りさせて項きました。本当に有難いことで毎日地蔵経をとなえ晴れやかな日暮しをさせて貰っています。
六月十七日のお礼参りには長男が同道してくれました。長男はスナック経営者です。お参りする前日より歯痛で顔まではれあがっていました。行きの新幹線では痛がっていたのがお参りしての帰りは歯痛が治っていました。其の後スナック経営の売上げが不思議にも昨日よりは今日、今日よりは明日と売上げが伸び、息子は母に同道してお参りしたお地蔵さんのお蔭と喜こんで私に話しました。 お慈悲深き尊きお地蔵さま本当に有難う御座います。
厚く厚く御礼を申しと上げます
次に私宅が世話になった市役所の方が七月一日心筋こうそくで入院されたことを四日に聞き、見舞に病院に行きましたところ、面会謝絶の状態でありました。奥さんが、かねがね私が話していた首無地蔵さんにお願いに参りたいが、今の状態では主人の病状は危篤状態でお参りが出来ないと話されました。医者はあと二〜三日の命と思っていられるらしいので翌日私と娘が代参しました。戴いたお地蔵さんのタオルを早速病人の胸にあててあげました。
私が代参に行ったことを病人に奥さんが伝えたらしいが病人がうとうとしていて目をさましたとき枕もとのスタンドがお地蔵さんに見えたといって、手を合せて拝んだことのない人が始めて手を合せ「南無阿弥陀仏」と唱えられたらしい不思議な現象がありましたと奥さんが話されました。これはきっとお地蔵さまが病人のおそばに来られたことできっと御利益があります。安心して信心して下さいと申しました。
そのお蔭で日に日によくなられ、二ヶ月で退院されました。医者は心筋こうそく(梗塞)で全治される例はめずらしいと不思議がられています。
私、お地蔵さんのお蔭で恩返しや人助けが出来まして本当に有難いことで心からお地蔵様にお礼申上げます。
草津信者一同でお蔭を戴かれた人々がお地蔵さんえの御礼に幟を奉納したい趣旨に喜こんで賛同させて戴きました。
八月十八日の例祭に朝五時過ぎの列車でお連れの方とお参りさせて戴きました。読経や説教を聞き有難いお参りに気分もすがすがしくなりました。地蔵堂周囲にはためく幟を挑めながら今日まで戴いた多くのお蔭を書いて、偉大なお慈悲深いお地蔵さまの御利益を多くの人達に知って戴くことがお地蔵さんえのお礼になると思い一筆心こめて書かせていただきました。
お地蔵さま本当に有難う御座います
合 掌
昭和五十三年十月十五日