(茨城県真壁郡真壁町)W男(64才)
昭和五十六年八月二十九日、NHKテレビ放送局が「中国路のどこかで」を全国放送しておりました。その中で広島県府中市の首無地蔵様を放映し霊験あらたかなお地蔵さんで多くの参拝者のあることを知りました。是非参拝したいとの思いから明けて翌年の七月七日に主人と共に参拝し地蔵タオルを拝受して帰りました。その時の主人はとても元気でした。
昭和五十八年主人は癌に倒れました。ベッドの枕許にお地蔵さんから拝受いたしましたタオルを何時もおきました。病状は悪化して行き、ある時突然にベッドから狂い落ちそうになるほどの痛みにおそわれ、その時、このタオルで患部のあたりを撫でておりましたら何時の間にか眠ってしまい、翌朝目が覚めてみるとすっかり痛みがとれていて、主人も喜び私達もほっと致しました。
それからは何んの苦しみも痛みもなく主人は大変に感謝の日々を送らせて頂きました。が、寿命だったのでしょう、有りがとう有りがとうとお礼を言いながら安楽往生致しました。何よりも苦痛のないまま楽に他界させて頂いたことがせめてもの慰めであり有り難いことでございます。
お礼をと思いながら何分茨城県から府中市は、遠方なのですぐ御礼参りも果たせず、本日ようやく念願がかない、息子と共に首無地蔵尊に御礼を申し述べることが出来ました。首無地蔵様有りがとうございます。
合 掌
昭和六十三年四月十六日