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アピトン
アピトン Apitong

[その他の名称]
アピトンはフィリピン名で、マレーシア・インドネシアではクルイン (Keruing)、タイではヤン (Yang)、カンボジアではチュティール (chhoeuteal)、ビルマではカイン (Kanyin)などと呼ばれる。


フタバガキ科 Dipterocarpus 属の広葉樹。散孔材
学名 : D.alatus、D.gracilis、D.grandiflorus を含む Dipterocarpus spp.


インド、フィリピン、インドシナ、スマトラ、ボルネオなど、熱帯林の主要構成樹種の一つ。


辺心材の区分は明瞭で、辺材は淡黄白色、心材は灰色を帯びた赤褐色で、年数を経るとかなり濃色になる。


肌目は粗く、樹脂分が多い。材はやや重硬で強度が大きい。
気乾比重 : 0.56〜0.88


床材、羽目板、柱、梁、梱包材、パレット、合板材など。特にフローリング材は有名。また、防腐処理をして枕木にも用いる。


この樹種はケイ酸塩(シリカ)を含んでいる。



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