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常盤柿
トキワガキ 【常盤柿】

[その他の名称]
トキワマメガキ 【常盤豆柿】、黒い縞杢を有する木材は黒柿 (くろがき) と言う。


カキノキ科カキノキ属の常緑広葉樹。散孔材。
学名:Diospyros morrisiana


本州の静岡以西、四国、九州、沖縄、及び台湾、中国の東南部に自生。また、庭木としても植えられている。


全体に淡い橙褐色を帯びている。心材のでき方は不規則で、黒色の縞模様や濃淡があることが稀にあり、そうした材を黒柿(クロガキ)と言い、古来から珍重されている。


材は重硬で、肌目は緻密。硬いがゆえに加工性にやや難があり、割れやすい。
気乾比重 : 0.60〜0.85


和家具や床柱、建築用装飾材、茶道具などに使われる。黒柿は希少価値が高い。


カキの仲間で冬に葉が落ちないのが特徴。
樹高は10m以上に達し、幹の直径も25cmくらいにもなる木もある。
樹肌はカキノキによく似ているが、葉はカキノキより小さく裏は白っぽい。また、果実も小さく豆柿と言われる。



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