府中家具




ヨーロッパ向け試作品が完成 2012/2/28
 今年度、国のJAPANブランド育成支援事業の認定を受けて開発していたヨーロッパ向け商品の試作品が完成したため、 JAPANブランド推進委員会を開いて各委員から評価を受けるとともに来年度事業の計画を協議した。
 デザイナーは、デザインの本場、イタリアのミラノで活躍されているカルロタンボリーニ氏、大城健作氏、フィリップニグロ氏の3名で、 昨年7月に来日して頂き、今回製作した佐々木木工、高橋工芸、松創の工場やショールームを見学していただいた後、 府中家具の技術や特色をデザインに採り入れた作品が出来上がった。
 今後、改良や新たな商品も追加製作した後、今年11月のミラノデザインウィーク期間中にバイヤーやジャーナリスト、デザイン関係者などを招待して展示発表する予定である。

平成23年度JAPANブランド育成支援事業スタート 2011/7/25
 当組合では、ヨーロッパ市場で府中家具ブランドの構築を図るため国に対して補助金を申請していましたが、昨年度に引き続いてJAPANブランド育成支援事業が採択され、今年度はイタリアのミラノで活躍されている3名のデザイナーと契約して、府中家具の特性をデザインに取り入れたヨーロッパ向けの家具を開発いたします。
 ミラノは、ファッションはもとより家具インテリアにおいても世界をリードし、常に最先端のデザインを発信しています。 昨年度行った市場調査事業では、府中家具は高度な加工技術を有しており、その品質はヨーロッパでも充分通用することが明らかとなりましたが、従来のままのスタイルをヨーロッパに輸出しても売れないのは明白です。 そこで、今年1月に当組合の委員がミラノに赴き、5名のデザイナーと面接して、カルロ・タンボリーニ氏、大城健作氏、フィリップ・ニグロ氏の3名のデザイナーと契約することが決まりました。
 先ずは、3名のデザイナーに7月25日〜27日までの間、府中に滞在して頂き、この間にJAPANブランド推進委員会の開催や、商品開発を行う3社の家具メーカーを見学するなど、開発に向けた具体的な打合せを行います。
 その後は、インターネットを通じて日伊間で会議をした後、11月頃にデザイン画が提出され、来年2月中に試作品9点が完成いたします。 続いて平成24年度には、試作した商品の求評・改良や新アイテムを追加するなどして、ミラノで新商品の発表会を開催する予定です。

府中家具展示会 「めぐる展」 を開催 2011/5/18〜19
 「府中家具が生まれる原点を探る2日間」と銘打った府中家具展示会「めぐる展」を、5月18日(水)〜19日(木)の二日間、府中家具協同会館や各メーカーのショールームで開催しました。
 家具産地の府中市には、狭い範囲に家具メーカーが密集しており 期間中には、JR府中駅と府中家具協同会館を起点にして、無料の「ナインタクシー」で各メーカーのショールームや工場を巡回しました。
 今回は、従来の家具小売店やインテリアショップのほか、建築、設計デザイン、ハウスメーカー、コントラクト、デベロッパーなど、業種、業態を越えた皆様にもご案内し、メーカーが開発した新作家具の商談だけでなく、各工場の生産体制や加工技術、社員の態度、社風なども把握できる新しい試みの体験型の展示会です。 一流シェフが自ら生産農家に足を運んで野菜を吟味するように、メーカーとバイヤーが一緒になってオリジナル商品がコラボして生まれることを願っています。
 このイベントには、土井木工、皿田木工、松井木工、宇野木工、松岡家具製造、松創、東洋美術家具、桑田家具、村上木工、佐々木木工、森岡家具工業、高橋工芸、若葉家具、マルケイ木工、中居木工の15社が参加しました。

映像ライブラリー 「技とこだわりが輝く 府中家具」 完成 2011/3


 広島県や各市町村などで構成するひろしま県内製品愛用運動推進協議会では、 高品質でブラン-ド性を誇る「府中家具」の魅力を紹介するため、主に桐箪笥の製造工程を撮影して映像ライブラリーに収録した。
 なお、この動画は同協議会のホームページ「BUYひろしま」や動画コンテンツ共有サイト「You Tube」などでも公開されています。

イタリア ミラノ視察レポート 2011/1/24〜30
 JAPANブランド育成支援事業に伴い、1月24日から1月30日までの7日間、委員会メーバー3名がイタリア・ミラノに赴き、30軒以上の家具ショップやショールーム等を視察して家具インテリア事情を調査するとともに、5人のデザイナーと面談して商品開発を依頼する候補者の選定を行いました。
 世界のインテリア家具をリードするミラノの街の印象は歴史ある石造りの建物と石だたみの街並みの風景は晩年の哀愁を感じます。 街行く若者も黒を基調とした服ばかりで、日本の青山や原宿のファッションの方が自由で進んでいるように思えました。 市内のネオンの色も規制しているせいか、物静かです。ネオンに溢れ夜中1時2時まで賑わっている新宿や渋谷と比べると静かで活気がありません。 ミラノの街の風景は10年経っても何も変わっていないように思えました。日本はまだ発展途上国なのでしょうか…。
 ミラノ郊外にはIKEA等の安価な大型店はあるのでしょうが、市内の家具ショップには大型店はなく家賃も高いせいか高級品の店になっています。 安価な家具は郊外の大型店に、市内のショップはこだわった高級品店となり中間層の家具が無く二極化の傾向が強くなっています。
 市内のショップは店のオリジナル商品の展示及びメーカーのショールームとしての展示になっています。どの店も個性的でレベルは高く、人口のわりにインテリアの店の多さに改めてミラノの凄さを感じます。ミラノはやはり世界のインテリアトレンドをリードする街です。またイタリアでは小さな企業でもブランドを持って世界に輸出している企業がたくさんあります。
 国際化の時代、日本国内にも安価な家具は中国や発展途上国から大量に入ってきます。高級家具もヨーロッパ(イタリア)から国内に入ってきます。
府中家具もイタリアと同様に安価な家具は作れません。デザインと高品質とブランド力が必要になります。目の肥えた家具先進国イタリア ミラノで認められる事が国際化した時代を生き抜く事になると思います。
 最終日に見学した「マチェフ国際ホームショー」は、家具やインテリア用品、テーブルウェアー、アクセサリー、ギフト用品などが所狭しに並べられ、日本のギフトショーに似た見本市です。多くのバイヤーで賑わっていて4日間で約10万人が来場するようです。出品されていた家具類は、小物が多く、高級品は少ない様に見受けられました。 出品商品(家具)の傾向は、これはマチェフ展のみならずミラノ市内で販売されている商品に共通して言えることだが、ガラスやアルミ等の異素材を多用して、ファッション性の強い製品が多く、木目を生かした家具は少ないです。木を使っていても、エナメルなどで塗り潰され、あまりにもデザインを重視しすぎで環境への配慮が遅れているように感じられます。


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