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▼ 家具・木工用語辞典 | 収録用語数:1023語 |
【か】行に現在登録されている用語は次のとおりです。 | ||||||||||||||||
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カップポード cupboard | |
英国で14世紀頃登場した、金や銀などの高価な皿を飾るための棚。近年では一般に食器棚を指す。 |
かつら 【桂】 | |
カツラ科の落葉広葉樹で、我が国特産種。辺心材の境界は明瞭で、辺材は淡い緑黄色。心材は褐色。年輪はやや明瞭。やや軽軟材で、質は密である。加工は容易であるが、やや狂いやすい。材の保存性は低い。用途は、 器具材、造作材、ベニヤ材、彫刻材、鉛筆材、碁・将棋盤、裁縫板など。 コウノキ(香の木)もと言う。 | |
カナリューム canarium | |
カンラン科の広葉樹で世界の熱帯に広く分布する。材は全体に淡い黄褐色で、古くなると灰色がかる。 脚物家具や引出しの側板、梱包用材、ドア材などに用いられる。 カナリーウッド、ケドンドン (Kedondong) とも呼ばれる。 | |
かば 【樺 ・ 椛】 birch | |
カバノキ科の落葉広葉樹。白樺(シラカバ)も同種であるが、家具用材としては主に真樺(マカンバ・マカバ。ウダイカンバとも言う。)が使われる。木肌が緻密で薄いピンク色を呈した上品な材。樺桜(カバザクラ)とも言われる様に、業界ではこの材をサクラと称している。 | |
カバーリング ソファ covering sofa | |
専用カバー付きのソファのこと。汚れたら取り外して洗濯が可能。 |
かばざいく 【樺細工】 | |
ヤマザクラやカスミザクラの樹皮を用いて作られる工芸品。桜の皮を使っていることをわかりやすく示すために「桜皮細工」と書く場合もある。代表的な製品として茶筒・茶櫃・茶だんす等の茶道具や文箱などがある。 |
カブリオールレッグ cabriole leg | |
猫足のことで、クイーンアン様式を代表するデザインの一つ。語源はフランスの舞踏用語で飛び跳ねることを意味する。 |
カプール・カポール kapur | |
フタバガキ科の広葉樹。樹から芳香ある樹脂の竜脳が得られ、香料、薬用となり、和名で龍脳樹 (リュウノウジュ) と呼ばれる他、 ボルネオカンフーウッドとも呼ばれる。木材は、建築材、床材、合板材 (特に、コンクリート型枠用合板) などに利用。 | |
かまくらぼり 【鎌倉彫り】 | |
浮彫り彫刻した素地に黒漆を加え、更にその上を朱塗で装飾した漆器技法の一種。鎌倉時代に仏像彫刻の手法として大陸から伝来し、主に鎌倉で発達したのでこう呼ばれる。 |
かまちぐみ 【框組み】 wooden frame | |
角材を方形に組んだ枠を框と言い、その枠内に板 (鏡板と呼ぶ。) をはめ込んだ構造を框組みと言う。 古いタンスや手造り家具の側板はこうした構造にしたものが多い。 | |
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