弊社では、炭酸ガスレーザによる材料の切断を行っているが,高圧窒素をアシストガスとする高品質な切断法の研究に取り組んできた。この技術をLIFT21先端加工技術研究会の中で取り上げ,切断面の機械的性質及び組織について解析を行った。
板厚6mmの特殊鋼であるSKD11板材を,通常の酸素アシスト及び高圧窒素アシストにて切断した。その結果,酸素アシストの場合,約10μmの酸化層が認められたのに、高圧窒素アシストの場合,酸化層は全く認められなかった。このように高圧窒素アシスト切断は酸化膜を発生させることなく材料を切断できる技術である。
高圧窒素アシスト切断で板厚2.0mmのSUS304板材を切断し,メタルクラフトを作製した例を写真に示す。 |