歡喜博孝君を偲ぶ

平成4年7月

 昨年(平成14年)12月14日、歡喜博孝君は39歳の若さで亡くなりました。
 彼は、自分を表に出すタイプでなくいつも静かに笑っている印象が残っています。
平成3年7月
 彼が私の職場へ来たのが昭和62年。
 自分を主張しない彼の性格から色々苦労もあったのだろう。
 仕事を辞めてしまったとき、寂しさを感じました。
平成7年9月
 彼は、ミュージシャンを夢見て活動していたそうです。
 私は、興味が違うので、彼の音楽活動については知らないことが多いのですが、実際コンサートで「歡喜君は上手い」という声をよく聞きました。
 最後に彼と話したのは、彼の実績を買われ、消防団の音楽隊に駆り出された昨年の12月1日、出初め式の訓練のときでした。
 いつものように話して、いつものように冗談やって・・・しかし何だか元気がないような気がしました。
 彼が亡くなったのはそれから2週間後、あまりにも突然で、そのことをいわれた時、いったい何の話をしてるんだろうと理解ができませんでした。彼が入院していたことさえ知らなかったのです。
 彼の通夜と葬式で、彼の若いバンド仲間が、皆涙を流している姿を見た時、私の知らない彼の一面を見た思いがしました。
 こんなにたくさん涙を流してくれる友だちがいたということは、いつも静かに笑っている彼の存在感を改めて実感しました。
平成3年7月

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