牛乳の魅力


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栄養価について  

蛋白質
血液や筋肉等の体をつくる主要な成分

脂質
不足すると発育の障害や、皮ふ炎の原因になったりします。
また油脂に溶けるビタミン(ビタミンA・D・E・Kなど)の吸収に役立っています。

糖質
腸の働きを整え便秘にも効果があります。
またカルシウムの吸収を助け、鉄分の吸収を促進する他、
大切なエネルギー源として筋肉の収縮、
体温の維持などに関わっています

ビタミン
ビタミンAは発育を促進したり、
肌の健康を維持したり、
目の健康に必要です。
B2は栄養分の代謝を高め、
食欲をわかせ成長促進に
大切な役割を果たします。 

カルシウム
カルシウムは骨や歯の形成、
血液の凝固、
ホルモンの分泌などに深く関わっている他、
神経の興奮を鎮める働きも持ちます。
眠る前にコップ1杯の牛乳を飲むと
安眠できると言われるのはそのためです。
     


太りにくい食品     
  
牛乳1本(200ml)で1日に必要な栄養所要量のうち、
不足しがちなカルシウムは34%、
成長ビタミンといわれるB2が27%と特に豊富に含まれ、
良質なタンパク質も10%など摂取でき、
栄養バランスを改善できるうえ、
エネルギーは7%と少なく、
太りにくい食品と言えます。
牛乳に多く含まれている乳糖という成分はオリゴ糖、
食物繊維と同様に善玉菌の栄養になり、
腸内の悪玉菌を減らし、
おなかの中の腸内細菌のバランスを改善してくれるそうです。
ただし、牛乳を飲んでお腹をこわす人がいますが「乳糖不耐性」です。
腸の乳糖を分解する酵素が不足しているためで、
このような人はヨーグルトのような形で摂った方が良いでしょう。


イライラ予防と安眠効果 

血液中のカルシウム濃度が低下するとイライラすると言われます。
カルシウムには気持ちをしずめる作用があるといわれますが、
牛乳は吸収率の高いカルシウムが含まれます。
さらに必須アミノ酸「トリプトファン」は体内でセレトニンに合成され、
さらにメラトニンという眠りを誘う物質となるので
一層の安眠効果が期待できます。
また、乳タンパクから得られるペプチド(アミノ酸がいくつかつながったもの)には
免疫細胞を活性化させたり、
鎮静作用を持つものがあるとの研究もあります。
寝る前の牛乳は個人の適量(通常はコップ一杯程度)を、
できれば温めて飲むと体が温まって、
安眠効果が一層上がるそうです


牛乳と体脂肪

食事前に牛乳を飲むと体脂肪が落ち、
筋肉が増えるといった研究結果もあります。
牛乳を飲むことで血中のカルシウム量が増加すると、
カルシウム調節ホルモン(副甲状腺ホルモン)が働き、
脂肪細胞内のカルシウム濃度を低下させます。
これにより、脂肪の合成が抑えられ、
分解が促進されるのではと考えられます。
また、牛乳に含まれるタンパク質や、
色々な成長因子が、脂肪を盛んに燃焼させ、
筋肉や骨の合成を助ける可能性もあるそうです
最近の調査結果では、牛乳を飲む人のほうが、
飲まない人より体脂肪率が低いというデータがあります。

牛乳はダイエットにも良い!?


   牛乳とダイエット

牛乳を食前に200mlほど飲むことで、
満腹感が得られ、食事の食べすぎを防ぐことができ、
あとは、一般的なダイエット時の注意と同じで、
間食を控え、3食きちんと食べる、
ウォーキングなど適度な運動をする、
こまめに体を動かす、毎朝体重を記録することは、
ダイエットにおける大原則です。
牛乳で内臓脂肪を滅らし
筋肉を減らさないダイエットをぜひ実践してみてください。
牛乳の
エネルギーは67kcal(100gあたり)です。
成人女性がコップ1杯飲んでも
一日に必要なエネルギーの7%弱程度ですので、
牛乳を飲んだから太るということにはならないでしょう。
牛乳の乳脂肪は消化吸収が良く、
幼児・児童から高齢者、
病気療養中の人にとっては大切な脂質摂取源となります。


熱中症予防について

牛乳には、アルブミンというたんぱく質が含まれており、
血管内に水分を引き込んで、
血液を増やす作用があるそうです
血液量が増えると、皮膚に近い末梢の血液量も増えますので、
汗をかきやすくなったり、
皮膚表面から熱を放散する機能が高くなったりするそうです。
つまり、体温を調節しやすくなるんですね。
熱中症は、体温調節機能が働かなくなり、
体温が上昇することで起こりますので、
血液量が増えて、体温調節しやすくなると、
熱中症を予防することができるそうです

牛乳を飲むタイミングとしては、
運動後が効果的
30分程度のウォーキングの後に
コップ1杯の牛乳を飲むことをを続けると、
普段の血液量も増加しますので、
熱中症予防なり、
暑さに強い身体を作ることができるそうです

牛乳がちょっと苦手という人は
ヨーグルトやチーズなどの乳製品でも代用可能です。
牛乳が苦手でも、
飲むヨーグルトは飲めると人も多いですよね。

これからは、夏の暑い時期に運動するときは、
牛乳を用意しておくと良いでしょう。


便秘解消

牛乳にはラクトースという乳糖成分が含まれますが、
これは大腸内でビフィズス菌などの善玉菌の餌になるという働きがあります。
そのため牛乳を飲むと腸内で善玉菌の増殖が促されて、
腸内環境が整いやすくなります。
腸内環境が整えば自然と腸の働きも活発になるので、
便秘解消につながるというわけです。
冷たい牛乳は刺激が強すぎるという人は、
ホットミルクにして飲むようにしましょう。
その際にはスプーン1杯のオリゴ糖を混ぜて飲むと、
さらに腸内環境が整いやすくなるのでおすすめです


牛乳と大腸がん予防

世界中の疫学研究をまとめたがん予防に関する報告書(2007年出版)では、
すでにカルシウムによる予防効果は「ほぼ確実」
とされ、
ビタミンDも「可能性あり」と示されています

 
牛乳と免疫力強化

牛乳に含まれているビタミンAが不足すると
口腔、気管、消化器官の粘膜などにいろいろな症状がでます。
のどが弱く風邪をひきやすくなり
インフルエンザや肺炎などにもかかりやすくなるそうです。
また、牛乳には抗菌作用や免疫力強化機能などを持つ
「ラクトフェリン」というタンパク質も含んでおり、
細菌の繁殖や感染の予防などに効果を発揮
するといわれています。


牛乳と骨粗鬆症予防

牛乳をたくさん飲むとカルシウムの摂取につながり、
骨粗鬆症の予防に有効である」との研究結果が
世界中の多くの研究者や医師により報告されています。
国内では、牛乳や乳製品の摂取量を増やすと
小児期には骨量の増加に役立ち、
中高年期の女性の場合は閉経後の
骨量減少を抑えるという検証結果が発表されています
(2002年度厚生労働省科学研究など)。


美肌効果

牛乳に含まれるビタミンB2は、
皮膚や髪、爪などの成長に大きく関わっており、
不足すると肌荒れや小じわの原因
になるともいわれているそうです


牛乳で血圧を下げよう

女子栄養大学・生活習慣研究センターが
牛乳には血圧を下げる効果があると発表された。
片方は栄養指導食のみ、
一方は栄養指導食に加えて牛乳400ミリリットルが
付く食事を続けたところ、
体調の変化に大きな差が出たという。
牛乳を飲んで体を動かしている人が
血圧が一番低くなっているそうです。

原因は牛乳がカルシウムを補うためで、

余分な血管の収縮を起こさないので
高血圧になりにくいようです。
加えて、牛乳のタンパク質が分解されてできる
ペプチドも血管を拡張させる効果があります」
 調査では牛乳を飲んでいる人の方が、
体重も体脂肪率も低いというデータもあり、
乳が体内の脂肪を燃焼したり
分解を促進する力を持っているそうです


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